Check

一体この車はどこが使えてどこが使えないのか。どこを直さないといけないのか。チェックしてみました。但し、まだフロアカーペットやウェザーストリップを外すといったことをしていないので、まだまだ増える可能性は大です。幸運にも雨漏りはしていないため、それほど酷くは無いことを願っています。尚、ここに書いたことはあくまで譲り受けた時点で駄目だったと思われる箇所だけで、その後いつの間にやら壊れたとか、そういうことは反映しません。

車体(主に錆び)編
■ボンネット先端

Bonnet見ての通り、錆びています。これ以外には錆びている部分は見当たらないため、錆取り及びFRP修正で使用可能と判断しました。また、裏側の遮熱用のスポンジは外れていて、ウインドウ側のゴム(?)はボンネットを開けるたびに外れます。

■左フロントフェンダー

Left Fender 外装で最も酷い部分の1つ。ドア側下端部は完全に錆びていて、既に取り付け部分は折れていてフェンダーを押すと動くような状態。これはもう使い物になりません。フェンダー自体は替えれば済みますが、問題はボデー側にどこまで錆びが回っているかです。

■左リヤフェンダー

Left rear fender 一部小さい錆びがあります。小さく見えますが、実際にはかなり大きいのでしょう。おそらくちょっと擦れば穴が開くだろうし、下手すりゃフェンダーアーチまで削らないと錆びを取りきれないかもしれません。

■右フロントフェンダー

左ほどではありませんが、バンパーとの隙間に錆びがあります。これも簡単に交換可能なので取り換えます。

■給油口近辺

Fuel lidこれも酷い。このへんが錆びるのはPIAZZAの持病の1つ。ここは裏側から手が入らないだけに、処理方法にも思案のしどころですが、放っておいてもどうにもならないので擦ってみるしかありません。成功したら、水が溜まらないようにエポキシパテでも盛っておきます。ついでに、給油口の蓋そのものも錆びてます。

■テールゲート

Tail gateこれはもう使い物になりません。錆びすぎて穴が開いています。直す気にもならないので、どこかから錆びていないやつを持ってきて丸ごと取り換えることにします。というか、大きすぎて持ってこれないだろうから、仮ナンバー取って乗っていって、その場で交換することになるでしょう。または、一度JR120にこれを付けて、その状態で解体屋に行き、その場で交換して戻ってくる、とか。そもそもこれはあんまりにも重すぎて、一人じゃ何も出来ません。

■スペアタイヤスペース

例によって穴が開いています。何でうちの車は2台とも穴が....まあ見えないところなんで、豪快に錆びを取って豪快にFRPで埋めます。仕上げなんかしません。

■リヤサイドウインドウ

Rear side window雨漏りの名所、リヤサイドウインドウのグロメットは無理矢理な雨漏り防止がしてあります。確かに雨漏りはしません。でもカッコ悪いなあ。


■その他

  1. フロントガラスのウェザーストリップが浮いてます。
  2. ワイパーはまるで銀メッキみたいになっています。
  3. ナンバープレートのステーも錆びてます。どうせ螺子で止ってるんだし、下の方は切って捨てたほうが早い?
  4. エンジンルームから見えるフロントバンパーの骨も錆びてます。リヤも似たようなものかもしれません。


内装編
■ダッシュボード

Dashboard恒例のそっくり返り状態。勿論エンブレムのあたりも歪んでいます。これは素直に見捨てて、後期型のものを塗装して使います。

■センターコンソール

Center console何と、前オーナーが暫く知人に貸している間に、その知人がこんな状態にしてしまったらしいです。許さん!! 仕方ないので、解体車から取ってきて塗装して使います。仮に程度が良くても、ダッシュボードと色を合わせないとヘンなので、どちらにしても色を塗る羽目になったと思います。

■左サテライトスイッチ

Left satelite switchリヤワイパースイッチが折れてます。これもよくあることです。さらに良く見るとフロントワイパースイッチが丸っこくなった後期型です。リヤワイパースイッチは何とかなりますが、フロントワイパースイッチは新品が取れない(頼んでも同じものが来てしまう)ので、とりあえず諦めて細々と解体屋をチェックします。

■天井

Roof innerちょっとずつ剥がれているのはよくあることですが、ここまで酷いのは見たことがありません。一度剥がして糊付けし直すしか無いでしょう。

■リヤパーセルシェルフ

Percel shelf後付けスピーカーを付けていたため、こんな大穴が開いています。どうにもならないので、他の車(多分グレーか黒しか見つからないはず)から持ってきて茶色のビニールレザーでも貼ることにします。どうせ茶色のパーセルシェルフ付きの解体車なんて見つかるわけがないですから。

■灰皿

Ashtray煙草を吸う人間としてはあまり妥協したくないところ。しかし、右フロント用は一部欠けていて、左リヤ用は蓋が無い。旧型灰皿なんてどうせ部品取ろうにも出てこないだろうから、これまた解体車を探してみます。

■トランク周り

何で内装が全部外してあるんだろう、と思ったら、グロメットの受け側が折れてました。普段見るところでもないので後回しにします。

■フロアマット

運転席側は擦れて穴が開いていて、リヤは真ん中から真っ二つに裂けています。つまり、まともなのは助手席側だけ。これは簡単に見つかるでしょう。

■右ドア内張り

ドアを閉めるときに掴む部分の内装がちょっと割れています。よっぽど物凄い力で掴まないとこうはならないと思うんだけど。まず見つからないだろうから、放っておくことにします。


電装編
■左右パワーウインドウ

右はそこそこですが、左の遅さは半端ではありません。手持ちのレギュレータに交換します。

■左右ドアミラー

まともに動きません。まあ滅多に動かさないからいいか、とも思っていましたが、傷も結構あるので手持ちのものを黒に塗って交換します。

■アイリッド

時によって開いたり開かなかったりします。叩くと動くこともあるけど、不安定。モーターが異様な音をたてているので、解体車から取ってきて交換します。

■マルチドライブモニタ

何故かマルチドライブモニタがありません。これが無いXEなんてあっていいんでしょうか。動かなくてもいいから、飾りでもいいから、何が何でも付いていなければならん。意地でも探すぞ!

■オーディオ

どうしようもない三菱純正品が付いています。替えるしかありません。まあどうにでもなるでしょうけど、ちょっと古くさい黒いもので、カセット及びCDを買う予定。

■エアコン

生きてはいるのですが、何故かデフォッガが機能しません。動いている音はするのに、何故か風が出てこない。このままでは雨の日は雑巾が欠かせません。コンプレッサーはちょっと前に交換したそうです。


シャシー編
■パワーステアリング

これもちょっと前にポンプ関係は交換したらしいですが、それ以外の部分がボロボロです。S字カーブは恐ろしくて曲がれません。ハンドルを切るたびにセンターが60度近くズレます。まずはブッシュのチェック。

■エンジン

アイドリングが若干不安定な以外は良好、というか年式なりのもの。OHまでは必要ないでしょう。

■ATミッション

滑ってます。とはいうものの、ATフルードを替えるくらいしか出来ないでしょう。

■ブレーキ

とりあえず不満が無い程度には効いてくれます。何かするかどうかはパッドの残量次第。フルードは交換するつもりですが、後回しにします。

■ショックアブソーバ

前オーナーによると、ビルシュタインが付いていると工場の人に言われたらしいです。確かに、覗いてみるとダストブーツが付いていたりして、少なくとも純正ではないです。今のところ特に不満はありません。適度にこなれていて、乗り心地も良好。飛ばす車ではないので、これで充分です。

■タイヤ

今付いているのはBSのB70。溝はまだありますが、多分替えるでしょう。ホイールは運良く純正付きですけど、かなり汚いので磨くのが大変そう。

save the piazza!