横浜大洋ホエールズ時代は「横浜大洋銀行」と揶揄され、球団名は変えたものの中身は変わらず、今度は「横浜銀行」になってしまった横浜ベイスターズ。1998年はこともあろうに日本一になってしまった大洋ですが、やっぱり大洋の本分は優勝なんかではなく（そりゃ優勝は嬉しかったっすよ、ホントに。あの瞬間を思い出しただけで泣けますよ。涙が止まらんですよ。）、大味で、豪快で、たま〜にプロらしいプレーで「おおっ、スゲェ！」と思わせる野球にあると思うのですよ、ワタクシは。野球なんて、勝とうが負けようが、見てて面白けりゃあそれでいいんですよ。金を払って見に行くエンターテイメントなんだから。勝ち負けに一喜一憂してたら大洋ファンなんかやってらんないっすよ、というわけで本ページは、大洋の試合を見る醍醐味は「あ〜あ〜、何だこの試合は、やってらんねえぞ畜生」とか嘆きつつ酒を飲むことにある、と考えるワタクシが、大洋が勝とうが負けようが敢えてケチをつけ続け、あくまで大洋ホエールズ的視点から選手のプレーや球団の行動を馬鹿にしまくる、という限りなく自己満足なページであります。

周知の通り、大洋ホエールズは周囲から「お荷物球団」「横浜大洋銀行」と散々馬鹿にされながらも横浜大洋ホエールズ、横浜ベイスターズと球団名を変えつつ、今まで消滅することなく何とかやってきました。横浜ベイスターズになったのは1993年からですが、未だに野球の話をしていると思わず「大洋」と言ってしまう上に、どうにも「横浜ベイスターズ」というのは語呂が悪くて馴染めない、そして何と言ってもワタクシは横浜大洋ホエールズ時代の大味な試合運びが大好きなので、まさに大洋的な試合を見ると、文章を書いていても知らず知らずのうちに「大洋」と書いてしまい、もういい加減「横浜」に修正するのが面倒なので、本ページにおいては横浜ベイスターズのことを「大洋」と記述することとさせて頂きます。

尚、1998年に記述した文章においては「横浜」という記述が至る所にありますが、もう面倒なので放っておくことと致します。

クソガキの頃（但し、川崎時代はおぼろげにしか記憶に無い）からの大洋ファンであり、同時に自分達のことを「球界の盟主」などと馬鹿げたことを言いながら空威張りする巨人軍を忌み嫌う。そのため、基本的には大洋が負けることくらいは何とも思っていないのだが、巨人に負けた時は自棄酒が多くなるらしい。そして、酒の肴に缶詰を買うときは常にマルハ製品を買うように心がけている。大洋の優勝なんぞはとうの昔に諦めていたのだが、どういうわけか優勝してしまったのでこのページを続けるべきかどうか悩ましい日々が続いているようだ。「せめて生きている間に優勝してくれ」という俺の生涯ただ一つの願いを達成してしまった大洋よ、この罪は大きいぞ。

このページは大洋ホエールズを「単純に」応援するためのページではありません。ファンなのだから応援していない訳はないですが、長年あまりに弱い大洋を見続けると勝つこと以外に喜びを求めるようになるのは当然の流れ（と、作者は思っている）であり、実際そのようなスタンスのWebサイトは何故か大洋/横浜関連には結構な数があったりします（まあ、去年の優勝のおかげで、単純な応援ページも増えましたけど）。というわけで、このページの対象とする読者はそのような大洋時代からのファン及び何故このようなページになってしまうのかを理解している方々であり、選手や監督、球団を批判することに嫌悪感を覚える方や、最近のやけに強い横浜ベイスターズだけが好きな方は是非IFCのような別のWebサイトを訪れるように強くお勧め致します。

また、「こんな野球の見方をして楽しいのかバカヤロー」「何故素直に応援できないんだテメェは」「●●様を馬鹿にするなんてサイテー！」といった批判は一切受け付けません。そういったメールを頂いても返事をすることはありません。人には人の野球の楽しみ方というものがあります。私がそのような批判を受け付けない代わりに、私がそのような批判をすることもありません。

尚、このページは大抵の場合試合当日の深夜に更新されますが、妙に良い勝ち方をしてネタが無かったり、あまりに馬鹿馬鹿しい負け方をして自棄酒を飲みまくっていたりする場合はこの限りではありません。また、シーズンオフは「Web界の東スポ」を標榜し、どうでもいいネタを元に嘘っぱちばかり書いているため、ここに記述された内容を信じると痛い目にあうのは確実です。