Troubles without laugh ...
-- 笑えないトラブル達 --


エンジンルームにヤカンを搭載

深夜の会社からの帰宅途中、うちまで残りあと1kmちょっとというところで、突然エンジンルームのあたりから「ピーーー」という異音発生。どうせ冬になると軋みだすメーターだとか、カセットテープだとか思っていたら、突然目の前に立ちこめる霧。ふと水温計を見ると、その針は今まで見たこともない領域に突入していた。停まってチェックしようかとも思ったが、下手にエンジンを止めるより、あとほんのちょっとだから家まで走ってしまえ、と判断してそのまま帰宅。ピーーという音は全く収まらず、エンジンを止めても鳴りっぱなし。ボンネットを開けると、寝静まった深夜の辻堂には蒸気が立ちこめ、沸騰したヤカンのような音が響き渡った。この音があまりにもヤカンっぽいので、我がJR120はIrmscher-"yR"と呼ばれるようになった。(yはyakanのy)

翌日、冷却水を注ぎ足しながら何とか矢部自動車まで移動。結局ヒーターパイプその他冷却系のパイプやらサーモスタットやらファンベルトやらを全部交換で、ついでに12ヶ月点検もやってもらったらパワステのベルトやらブレーキランプスイッチなんかもこうかんされたりしていて、しめて56,396円也。でも、この時払った金は実は全然意味がなかった。



さようなら油冷ターボエンジン

ヤカン事件から復活したその日。喜び勇んでイーグル狭山に向かったものの、イーグルからファミレスに向かう途中で突然大きくなるタペットのような音。こんなのは気のせいだと決めつけて暫く走っていたものの、やっぱりその音は大きくなる一方であり、いいかげん我慢しきれなくなってR16相模原あたりで一旦停止。とんでもなく大きい金属音にビビらされるが、どうにもならないのでそのまま帰宅。

修理から上がった直後だったので、矢部自動車に文句を言いに行く。かなり時間がかかった調査の後、告げられた症状は「ヘッドがオイルに来ない」であり、診断結果は「このエンジン、もう駄目だね」であった。そして、せっかくヤカン音が直った我がJR120は、今度はIrmscher-"eR"と呼ばれるようになった。(eはengineのe)

仕方ないので色々復活策を模索して、結局ATKエンジンへの乗せ換えを決意。しかし肝心のエンジンが無いので、解体屋で3万円でHBLのエンジンだけ購入、それをATKに送ってリビルドして矢部自動車で載せ換えるという面倒なことになってしまった。タービンもリビルドする羽目になったりして、何だかんだで色々合わせると約50万円かかり、オールペン代は全てこれに化けてしまった。



ショックな落とし物

会社のすぐ手前の貨物線の踏切を越えていると、どうにもフロント左前方がガチャガチャと五月蝿い。しかし真っ直ぐ走っている間は何も起こらず、段差を越えたときだけガチャッと音を立てる。何だか判らないけど気分が悪いのでその日は一般道で帰宅し、翌日矢部自動車に持っていくと、何とショックのロア側のボルトが無かった。確かにショック交換をしたのは俺だけど、何で1万キロも走ってからこんなことになるのかさっぱり判らん。すぐ壊れたなら単なる俺のミスなんだけど。修理代7,203円なのはいいとして、何故かブレーキランプのバルブが交換されていたのはどういうわけだろうか。



さて、次はどこが壊れるか。



JR EAST JAPAN
M.Sota's PIAZZA