よく寝られるかと思っていたのに全然そんなことはなく、またしても寝不足のまま目覚めた。朝飯におにぎりを2つ食ってから外に出る。寒い。しかも雨がぱらついている。天気予報なんて全くあでにならない。
今日の予定は丹後半島、鳥取砂丘、大山。それぞれの間の距離感がイマイチわからないが、まあなんとかなるだろ。
とりあえず丹後半島を反時計回りに走る。途中でちまちま写真を撮っていると案外時間がかかる。予想以上に道が楽しい。能登半島に少し似た感じだ。途中の経ヶ岬燈台で山登りなんかをしてしまって余計に時間を食う。結局、丹後半島だけで4時間も使ってしまった。
こうなると少々慌てざるを得ない。本当は海沿いを走りたいところだがバイパスを使う。香住を抜けて余部鉄橋に着く。もの凄いタイミングで列車がきた。あれはキハ40だろうか。一日に12.5往復しか来ないのに、なんという運の良さ。
その後も海沿いを疾走し、鳥取砂丘に着いた。想像していたものとはかなり違った景色がそこにあった。この砂山は凄い。アリジゴクの穴に落ちたありんこの気分だ。
この時点で14時。まあ日没までに大山は廻れるだろう。鳥取県の横幅を見誤っていたので凄い駆け足になってしまった。青谷、羽合、倉吉と通過し、関金から大山に向かう。高度が上がるに連れて寒くなる。800mを過ぎたあたりで気温は7度。大山は2008年にも来たので二度目だが、相変わらず楽しい。平日なので人が少ないのも良い。
大山寺のところにあるモンベルで大山店限定Tシャツを買い、大山の北側に回り、放牧場に寄ってから県道54号で下山する。この道は素晴らしい。途中で広域農道と交差したので、入ってみる。これもまた素晴らしい。どちらもまるで北海道のような道だ。
皆生温泉の近くで「食べログ」でラーメン屋を探す。便利な時代になったもんだ。「ラーメン無双」なる店に入る。多少魚介気味なスープに、生ラーメンの味噌ラーメンによくありげな縮れ麺。悪くはないが特徴もそれほど感じられない。
20時過ぎに「夜見の島旅館」に着く。素泊まり3700円。部屋は、4畳和室プラスベッドエリア(ベッドルームではない)。洗面所とトイレつき。不思議な作りだ。この泉質でこの部屋、この値段なら満足だ。
明日は穴道湖、出雲大社、三瓶山、奥出雲と走り、瀬戸内側に抜けて水島の健康ランドの予定。
今日こそ寝られるだろうか…