色々とやらかしてしまったK1100RSを元に戻した。
作業内容は以下の通り。
- リヤサス固定用ボルト交換(上下とも)
- クラッチレバー交換
- フロントフォークオイルシール交換
やらかしてしまってから随分と間があいたのは、そもそも暑くて乗る気にならないから直す必要性すらないという、消極的なもの。
ボルト交換は、JAFのオジサンが物凄い勢いでボルトを固定していたため、外すのに難儀するのではないかと危惧していたのだが、そんなことはなく簡単に外れた。しかし、ノーマークだったアッパー側が外れずに苦労した。外してしまえば、あとは純正ボルト・ナットで固定するだけなのだが、今回はアストロで買ってきたトルクレンチを使って適正トルクで締めた。当たり前のことをやったに過ぎないのだが。これで外れたら俺のせいじゃないぞ。
クラッチレバー交換は特に苦労することもなく終わる。整備書によればワイヤーのクラッチ側を外せとか書いてあるが、面倒なので、引っ張った状態で本体側のレバーに適当な棒をかまして、クラッチレバー側にワイヤーの余裕を持たせた状態で交換した。
レバー並べて比べてみると、すごい曲がり具合だ。曲がった部分を熱して戻そうかとも思ったが、そもそもヒートガン的なものを持っていないのでどうしようもない。ガスコンロでやってみるという手もあるけど。
あとはフロントフォークオイルシール交換。今回は純正部品ではなく、MOTO BINSから届いたARIETEの互換品(ARI.083)を使ってみた。どのぐらいもつのかは定かではない。
そもそも、あまりにも短期間で漏れてしまうのはシール以外にも原因がありそうだ。試しにフォークのパイプを目の細かいペーパーで磨いてみたりしたが、意味があるのかどうかわからない。ダストカバーに付着したゴミ類をこまめに掃除したりする方がよっぽど意味があるかもしれない。
交換作業自体はメンドクサイだけで淡々とやれば終わる。暑いこともあってダラダラやっていたら3時間を要した。この作業は、毎度毎度どこかしらのボルトが外れなくて苦労するのだが、今回も右側ボトムのボルトが曲者だった。インパクトで数分にわたって攻撃をしかけてやっと外れた。これも含めて、主なボルトを全て適正トルクで締めた。
作業が終わったら夜になっていた。試運転がてらラーメンでも食いにいくか、と思って出かけたところで、予想もしなかった悲劇が。