どこで知ったかは思い出せないが、箱根ターンパイクと伊豆スカイラインが2/28(金)まで往復40%割引という情報を得た。河津桜シーズンに合わせた割引みたいだ。伊豆スカイラインの熱海峠〜山伏峠は結構な頻度で使っているが、それ以外はもう何年も使っていない。
この辺の道を使いたくないわけじゃなくて、金がなくて避けているだけなので、道自体が良いことはよくわかっている。そこにこんな割引の情報が来て、本業もさほど忙しくないので、金曜日にサボって平日ツーリングしても問題ない。しかも天気予報も悪くない。
そんなわけで仕事を放り出して出かけることにしたが、家庭の事情により18:20頃までに帰宅しなければならない。南伊豆・西伊豆を1周するのは厳しそうで、寸足らず感が凄そうだけど、だからと言って何もせず普通に仕事をするのも、それはそれで悶々としそうだ。こういう時は、行かないより行ったほうが良い。
6:30頃に自宅を出る。やめときゃいいのに七里ヶ浜の駐車場に寄って無駄に時間を食う。
ガソリン入れておいたのでそのままR134を走り、これまたやめときゃいいのに西湘PAに寄る。こうして10分、15分と時間が経過していくのが後で効いてくる。
結局特に何をするでもなく西湘PAを出発する。目指す箱根ターンパイク入り口には数分で着く。さすが平日、誰もいない。
ここで例のチケットを買うべくそのまま料金所に進むと、ETCXが反応して通行料金を徴収されてしまった。割引券を買いたい旨を伝えると係りのおじさんが払い戻し手続きをしてくれる。飛んだ落とし穴だな。そして1600円を支払って割引券を購入する。料金所を出たり入ったりするたびにチケットが1枚ずつ減っていく仕組みだ。
0073っていう連番は何なんだろう。1ヶ月間の通算販売枚数だとすると寂しい限りだな。せっかく安くしてくれているのに。
久しぶりに走る箱根ターンパイクはやはり楽しい。様々な形状のワインディングや整備された路面に加え景観にも優れる。何も見えない谷間をひたすら我慢しながら走る箱根新道とは雲泥の差だが、それがそのまま値段の差になっているので当たり前とも言える。そして例の撮影スポット駐車場に着く。土日だと人が多そうだが平日は誰もいない。桜の時期はすごいことになっているに違いない。
しばし撮影を楽しんでから再びワインディングを登る。先ほどの駐車場を過ぎると、ほぼ登り切ったところに2つ駐車場があるだけで、それ以外はちょっと停めにくい場所しかないのでスルー。
ここから少し走ると箱根ターンパイクは終わってしまう。普段だったら名残惜しさを感じるところだが、今回は下りもある。大観山の駐車場も空いているが、富士山は雲に隠れつつある。
大観山から少し降りて湯河原線に入る。以前何度か撮影したので今回は一切止まらず通過した。何もしないと本当にあっという間に通り過ぎてしまうが、十国峠線を使って箱根峠経由で行くより圧倒的に早いので、値段なりの意味はある。
そのまま十国峠線も走り抜けて伊豆スカイラインに入る。このあたりはここ半年だけでも数回走っているので全く新鮮味もなく、天気が素晴らしく良いわけでもないので、あまり止まることもなくさっさと進む。今回のハイライトは、亀石峠より先の近年未走破区間だ。
伊豆半島を南方面に行く時は、東海岸をR135でそのまま南下 or 伊豆スカイラインの山伏峠で降りて修善寺あたりを抜けて天城越えをして南下、の2パターンを常用しているので、伊豆スカイラインの亀石峠IC〜天城高原IC区間はもう何年も使っていない。今回みたいな割引券がない限りそうそう来ることはない。前回走ったのもかなり前なのであんまり覚えていないので、カッ飛ばさずに普通に走る。
ただ、亀石峠以南はワインディングロードとしては良好なものの、景観の良さはワンランクどころかツーランク落ちてしまう。かなりキョロキョロしながら走ったが、これは、と思えるような場所は数えるほどしかない。逆に、冷川ICあたりで農業地帯が現れて萎えたりする。このへんは薄い記憶の通りで、以前走った時の印象と変わらない。
冷川ICから天城高原ICの区間は、途中やけに開けた区間で妙な施設が現れることぐらいしか覚えていなかったが、本当にその通りだった。それ以外は、単純に走るだけなら楽しいけどスカイラインっぽさがない。
ほどなくして天城高原ICに到着して伊豆スカイラインは終わる。全線走ると距離が長くて走り応えがある。当然料金も高いが値段なりの価値はある。
ここから先は2ヶ月前に保養所に泊まった際に通ったエリアになる。伊豆高原の富裕層エリアを抜けてR135まで降り、海沿いを南下する。河津を目指す人が多いのか、そこそこの交通量だ。つまらないので頻繁にやり過ごし停車をする羽目になる。
河津桜もチラホラ咲いている。わざわざ混んでいる河津には行かなくていいんじゃないかという気がしてくる(そもそも、特に目指してもいない)。
とはいえ、普通に走っていると否が応でも河津に着いてしまうので、せっかくなので寄る。但し、きちんと駐車場に停めて観光する気はないので、適当に停められそうな場所を探してみる。かろうじて邪魔にならなそうな場所を見つけたので停める。
金曜日とはいえ、毎日が日曜日な爺婆メインの観光地故、それなりに人が多い。長居は無用なので去る。
ここから先は「帰宅時間から逆算して行けるところまで行く」モードに入る。とりあえずR135をそのまま南に向かう。気に入っている尾ヶ崎ウイングの前に停める。
白浜の海はいつものように綺麗だ。スルーしきれずに停めてしまう。
白浜の欠点は、バイクと海を同時に撮れる場所が1箇所しかない点だ。それも「撮れる」というだけで、フェンスがあって無粋だ。何も無い海背景で撮りたい場合は、すぐ近くの外浦海岸に行くしかない。
爪木崎方面に行く時間はなさそうなのでスルーして、下田にあるフードストアあおきに寄り、昼飯と土産物の買い物を済ませる。
店の前のベンチに座って昼飯を済ませた。南伊豆最南端の石廊崎を回って松崎経由で帰りたかったが、この時点でだいぶ怪しい。ノンストップで走れば行けるだろうけど、それは多分無理な話だ。
まあとりあえず行けるところまで…と思って走り出して早々、多々戸浜をちょっと過ぎたあたりで桜スポットを見つけてしまった。
さらに走り続けると、南伊豆町の菜の花スポットに出る。
石廊崎に向かう道は曲がらずに直進して弓ヶ浜に出る。
この時点で14:00。脇目も降らずに帰れば石廊崎周りも行けるかもしれないが、焦って走るのはよろしくない。後ろ髪を引かれまくっているが、諦めて帰ることにする。最初からわかっていたことだ。出だしの頃、無駄に七里ヶ浜や西湘PAで停まっていた時間が勿体なく感じる。アレとアレがなければ行けたかもしれないのに。
下田駅周辺までは来た道を戻り、下田市街地からはR135ではなくR414を走り河津七滝方面を目指す。伊豆中央道の一部開通区間を毎度走りそびれていたが遂に走ることができた。そういうことを喜ばないとやっていられない。
伊豆中央道が終わると、河津方面からの行楽帰りの車が多く、前後を車に挟まれてダラダラ走らざるを得なくなる。ループ橋も特に写真を撮ったりせず淡々と走り抜ける。徐々に気温が下がって寒くなってくる。天城越えの道の駅で防寒装備を仕込む。そのまま北上し、狩野川沿いの裏道に入り、県道12号で伊豆スカイラインの冷川ICに向かう。数時間ぶりにここに戻ってきた。
時間の都合、天候(曇っていてパッとしない)の関係もあり、特に何処に停まることもなく伊豆スカイラインを走り抜ける。
次の十国峠線はトロいクルマに前方を阻まれてしまい、心を無にして走り抜けた。この道はそういう目に遭うことが多い。しかし箱根ターンパイクに入ると交通量は皆無となり、途端に走りやすくなる。湯河原線を初めて料金所側から走る。こちら側の車線は山側のため撮影のしようもなく、そのまま走り抜けてしまう。県道を走って大観山に着く。かなり寒いし、富士山は影のようにしか見えない。
さて、ここからは箱根ターンパイクの山下りだ。渋滞回避のために真っ暗な中を走ったことはあるが、まだ明るいうちに山下りをした記憶は無いので、事実上の初走行みたいなものだ。山登りを走ったばかりなのである程度勝手はわかっている。飛ばしすぎない程度に快走する。交通量皆無なので気分が良い。クルマかオフ車なら停められそうな場所はあったが、Kで停める気になれないのでスルーし、行きと同じく例の駐車場に停める。
その先も快走して料金所に到着。最後の割引チケットを出して料金所を出る。抜いてあったETCカードを挿して西湘バイパスに乗る。平日なので通常料金なのが唯一残念なところだ。
その後は西湘PAワンストップで、予定通り18:20に帰宅した。ほら、こうやって止まらずに走れるなら、行きにそうしておけばいいのに。
距離はそこそこだが、せっかくならあと50km走って石廊崎を回れれば…という気がしてならない。箱根ターンパイクと伊豆スカイライン南部、河津桜はしょうがないとして、それ以外でいかに停まらずに走れるかが課題だ。
さすがに帰宅後に晩飯を作るパワーはなく牛丼の晩飯になった。
こんな感じで、箱根ターンパイクと伊豆スカイラインを走るついでに行けるところまで行くツーリングは無事に終わった。こう書くと目的を達成できたみたいだけど、石廊崎まであと数キロのところまで行ったのに帰る羽目になったというのは結構キツいものがある。原因としては…
- そもそも出発が遅い
- 停車しすぎ
- 写真撮りすぎ
とはいえ、良さげな撮影スポットを見つけて寄ってしまうのは本能に近いものがあり、これをやめるのは不可能に近い。交通量多過ぎに伴うやり過ごし停車もまた同様。
となると、写真撮影にかける時間を減らすぐらいしか残っていない。今回の明らかなダメ要因として、GRIIIとK-1Mk2でほぼ同じ写真をダブルで撮っていて、倍の時間がかかっているというものがある。K-1Mk2がデカ重で出すのがうざいので出し渋ってGRIIIで撮っていたら、いい感じなのでK-1Mk2欲を抑えられなくなった、というパターンが多い。これで毎度10分ぐらいロスしている。
じゃあ最初からK-1Mk2で撮ればいいじゃんとなるものの、パニアケースに入れているので出すのが面倒、K-1Mk2の写真をiPhoneに送るのに時間がかかる問題等により、結局両方で撮ることになってしまっている。WiFi転送を改善したK-1 Mark3が出れば解決する問題の気もするが、出る気配はない。
こんな感じのどっちつかず状態で、解決策がないなーと思っていたところに降って沸いたKP故障によるNikon Z5購入。今後はZ5「だけ」持っていって、それで撮ればいいんじゃね? という気もしないでもないが、果たしてそう事がうまく運ぶのか。