空飛ぶiPhone3GS

一通りの整備を終えたK1100RS。日も暮れて涼しくなったところで試運転に出かけた。

特に目的地も無いのだが、何となく西に向かう。西湘バイパスが無料化されて以来、行く宛てもない場合は西に行くことが増えた。フロントサスの動きは、まあ普通だ。それに比べるとリヤは何となくギクシャクしているような気もするが、たぶん気にし過ぎなだけだろう。

R134はガラガラ。西湘バイパスもガラガラ。そのガラガラな道を妙にゆっくり走っていたFD3S RX-7を抜いたところで、目の前を何かが舞った。そしてその何かは、俺の左大腿部にぶつかり、そのまま転がっていった。

ふと目の前を見ると、ホルダーに固定してあったはずのiPhoneが無いではないか。

慌ててKを路肩に停め、来た方向にダッシュする。交通量はあまり無いのだが、皆無というわけでもない。ちょっと走ったところで、まず路肩にあるホルダーが見つかった。そして、何故か追い越し車線でiPhoneが見つかった。

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おそらく後続車に踏まれたであろうiPhoneは、液晶が割れ、ケースはひしゃげた無惨な姿になっていた。しかし、ここは自動車専用道路であり、落下物を拾ったら速やかに路上復帰しなければならない。単なる不燃ゴミになってしまったモノをトップケースに入れて退散した。

その後、大磯の壱龍で味噌ラーメンを食ったのだが、何とも味がしないラーメンだった。ラーメン自体のせいではないのは明白。