鵠沼ではイマイチ消化不良だったので、半ば意地になって伊豆に向かってしまった。これだけしょっちゅう行っていると交通費も馬鹿にならないのだが、鵠沼や辻堂みたいに駐車場代はかからないので、実はそれほど変わらない(と思いたい)。
ここ最近の定番パターンに則り、昼頃に出て夕方波乗りするパターンを採る。このパターンだと、箱根ルートにしろ真鶴ルートにしろ、必ず渋滞にブチ当たるのが難点である(その代わり、ビーチと帰り道は空いている)。この日も渋滞が酷く、伊豆スカイラインに入る時点で既に2時間を経過していた。箱根ターンパイクを使えば30分くらいは短縮できるような気もするのだが、貧乏性故、どうしても体が勝手に箱根新道方面に向かうのだから仕方が無い。
途中で見た白浜の波は、サイズ自体は体力不足の俺には丁度良さそうだが、うねりの波というより風波なので、あまり形が良くなかった。多分吉佐美方面も似たようなものだろう。
そのままR135を進んでいると、下田港のあたりでやけに人が増えた。何かと思ったら、黒船祭なんていうものをやっていたようだ。そのせいか、伊豆急下田の駅前あたりで渋滞していた。
暫くして入田浜に着いた。普段だったら必ず多々戸浜に寄るのだが、ここ数回の実績を考えて、やる前から入田浜に決めつけていた。この日の波は、パッと見た感じだと腿くらい。前に比べるとあまり形が良くないような気がする。人は前よりは若干多いが、それでも鵠沼とは比較にならないガラガラさ。
実際に入ってみると、一体どこで割れるんだか今ひとつはっきりしない波で、かなり乗りづらい。サイズはセットで腰くらいはあるのだが、ダンパーが多くて対応に苦しむ。乗ってしまえばそこそこ乗れる波もあるのだが、波の見極めがうまくいかず、折角の波を逃すことも多々あった。やっとこの日の波の感覚を掴んだ頃には既に疲れてしまっていた。その後徐々に波が大きくなってきたのだが、やはり疲れてしまっていてダメ。あー情けない。
黒船祭の関係か、沖の方では軍艦がライトアップしていた
そんなわけで、ここ数回の伊豆トリップの中ではあまり良くない部類だったのだが、それでもやっぱり鵠沼に比べたら色んな意味でスバラシイ。湘南もこんな海だったらいいのに・・・