LS2で走ってみた

サウンドヘルメット化したLS2で走ってみた。

まずはセローに乗って昼間の海沿いを走る。

新品シールドのクリアーさと、5月のさわやかな気候が心地良い。
風切り音はそれなりにする。まあジェットだからね・・・
以前使っていたY’s GEARのものより、若干耳障りなガサガサした音質。

シールドの開け閉めは、まだ全然使い込んでいないせいか動きが重く、やりづらい。これは時間が解決するかもしれないし、構造的にこんなものなのかもしれない。
シールド両端に縦に走っているモールドラインが目障りだ。こういうところはやはり安物か。

そして期待のインナーバイザー。出し入れ操作もしやすく、なかなかの好印象。但し1つ問題がある。俺はコンピュータ関連の仕事をしている割には何故か視力だけは良く、且つサングラスでさえ苦手な体質なのだ。そのため、インナーバイザー自体が目障りというか、目が疲れてしまう。それでも、そのまま走っている間にそこそこ慣れてしまった。

ヘルメットの重量は、Y’s GEARよりは多少軽いのだが、ちょっと走っただけではその違いを感じることは出来なかった。

続いては、K1100RSで夜の西湘バイパスを走ってみた。

それなりのスピードを出さない限り、風切り音は大きくならず、iPodから流しているBGMはきちんと聞き取れる。まあ、これはK1100RSのカウルによりもたらされるものであって、どんなヘルメットでも同じようなものだろう。

ヘルメット内(要するに顔面)への風の巻き込みは、LS2の方が若干多いような気がする。Y’s GEARよりシールドが少しだけ小さいので当然か。

ベンチレーションの効果は、正直よく判らない。もっと暑かったり、寒かったりした方が判りやすい気がする。そもそもこの製品はベンチレーションをどうのこうのと言うようなものではないので、最初から気にしていない。

試しに(勿論危険度が低そうなところで)インナーバイザーを降ろしてみたが、暗くなるだけで何の意味もなかった。

こうして、ヘルメットを試すという名目のプチ走行はおしまい。風切り音なんかより、K1100RSのミッションあたりから聞こえるカタカタコトコト音の方が気になった。諦めてディーラーに出さないと駄目か。

そして翌日、セローで買い物に行って気付いたのだが、メットホルダーに装着するためのDリングがついていなかった。こんなところでコストダウンしなくてもいいのに。