アッパーカウル修理:取付け編

仕事が終わった後の月曜日の夜。帰宅直後に吹き付けたパールの上塗りも乾いた(ように思える、というか思い込む)ので、カウルを取り付けてしまうことにした。

塗装が終わったから着ける、というより、週末に迫る東北ツーリングにK1100RSで行くか、セローで行くかの選択をしなければならないので、とにかくさっさと動かしてみたかったのだ。仕上がりには不満だが、もう時間がない。

まずはアッパーカウルにフラップとスクリーンを取り付ける。カウルが割れた、というより折れた関係で、本来あるべきところとは若干ズレたところにネジ穴が位置しているようで、スクリーンの取り付けには少々無理矢理感が漂うが、もはやどうしようもない。フラップについても同様。

ここまでは室内の作業だが、これから先は外での、暗い中での作業になる。本当は会社を午後半休とかして太陽の下で作業したかったのだが、作業を始めてしまったのでそのまま続ける。

カウルに限らず機械部品というものは、外すことよりも装着の方が難しいことが多い(固着して動かないネジとかは除いて)。このカウルもその例に漏れず、装着にあたってはパズル作業を強いられる。外したときの手順を思い出しながら作業するのだが、その時点では既にカウルが壊れていて、本当に正しい手順で外したのかどうかはっきりしないのも問題だ。しかも暗いので余計にやりづらい。

それでもどうにかアッパーカウルをはめこみ、じゃあナットで固定しようかと思ったところで念のためハンドルを左右に動かすと、取り付けたばかりの某電子通行料金支払機器がカウルに干渉してしまうことが判明した。色々と試行錯誤したが、なかなかいい塩梅のところで取り付けることが出来ず、結局はステーのバーを取り去り、ハンドルブラケット部に直接取り付けることで解決した。これだと機器は横向きになってしまうが、まあしょうがない。

このステー、元々ネジ止め剤が塗ってあったこともあり、ただバーを外したりするだけで一苦労。試行錯誤も簡単ではない。これだけで無駄に一時間前後の時間をロスしてしまった。

その後も燃料系・水温系のステー等と格闘しながらパズル作業を続け、終わったころには既に日付が変わって1時間経っていた。時間が遅いことは判っていたため、なるべく静かに作業をしたので、余計に時間がかかってしまった。

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さすがにこの時間から試運転に行くわけにはいかないので、ただ片付けるだけでこの日の作業はおしまい。ここまでを終えたところで、連日の長時間作業の疲れがどっと出てきた。