試運転

アッパーカウルを取付けた翌日の夜。早速試運転のため高速へ・・・行く前に、用事があったので藤沢市北部にある実家に寄る。実家は非常に狭いところにあり、普段だったら車かセローで行くところだが、この日ばかりはK1100RSで行く。

エアクリーナーとゴムを替えたエンジンは、アイドリングの時点で以前より明らかに調子良く動いていることが判る。いざ動き出すとそれはさらに顕著になり、まるで電動モーター車に乗っているかのように、気持ち悪いほどのスムースに回る。初めてK100RSに乗った10ウン年前を思い出した。エンジンフィールを楽しんでいるうちに、あっというまに実家に着く。とりあえずここまでの移動ではカウルは問題無かった。

狭い敷地内に入れることにも苦労したが、出すほうはもっと大変で、置いてあった植木鉢を移動させたりしながらなんとか足の置き場を確保してようやく脱出に成功する。Kの取り回しはやっぱり良くない。

気を取り直して東名高速厚木ICに向かう。ETCゲートを抜けて高速に乗り、とりあえずは法定速度より若干低い速度でトラックの後ろを巡航する。たまに身体を起こしてアッパーカウルをのぞきこむ。特に問題はない。そこで若干速度を上げてまた巡航。問題無い。速度を上げたり下げたりしながら巡航し、中井PAに到着。カウルは相変わらず問題無い。そしてエンジンも相変わらず絶好調・・・なのだが、以前から発生しているカタカタコトコト音は変わらない。

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大井松田ICで降り、ちょっとだけ西湘バイパスを走って自宅に戻る。約80kmほど走ったが、特に問題は感じられなかった。

たかだかこの程度の距離で問題無かっただけで完全復活宣言するのは危険だとは思うが、K1100RSが台風で倒れ、カウルが割れ、それを直している間に、何としてもKで東北に行きたい気分が高まってしまい、東北ツーリングにはKで行くことにした。壊れる前は6:4でセローのつもりだったのだが。