またしても台風に勝てず。
こう何度も倒れると、もはやどうにでもなれという気分になる。
ピアッツァへの激突を危うく逃れたのが不幸中の幸いだ。わずか5cmの隙間しかなかった。あぶないあぶない。
状況から類推すると、セローが前に進んでしまって右側に倒れ、そのままK1100RSを将棋倒しにしたように思われる。カバーを装着していると風をまともに食らってしまうので、強風&豪雨時は外すようにしているのだが、去年の台風ほどの勢力じゃなかったので放っておいたのが敗因だろう。
雨、風ともに止まないので、倒れたまま放置するという手もあったが、それも癪に障るので2台とも引き起こした上で対策を施した。セローはギアを1速に入れ、ブレーキを握った状態で固定した。K1100RSはセンタースタンドを諦めてセローと同様の対策を採り、さらに後輪を木片に乗り上げさせることによって左方向への傾きを強めた。それに加えて左右のパニアケースも装着して、仮に転倒した場合の被害を最小限に防ぐようにした。
こんなことをやっているうちに、雨は小降りになり、風は弱まってきた。嬉しいけど嬉しくない。対策の効果があったのかどうか判らないではないか。翌朝、2台とも普通に直立していたのは言うまでもない。