K1100RS プラグコード交換

みちのくひとり旅での走行中に抜けまくって、旅程遅延の元凶になったプラグコード。よりによって爽快に走っている時や、時間と戦っている時に限って発生したこのプラグコード抜け事件、K1100RSの構造上、アンダーカウルを外さないと対処できないので、ツーリング中に発生するとうざったいこと極まりない。毎度20分程度を要してプラグコードを挿し直す作業をさせられるのはたまらない。多少の不便さだったら金がかからない方を優先する俺でもこれはさすがに我慢ならず、遂に永井電子のULTRAプラグコードに交換した。

プラグコードは通販で8820円。色々探したけどここが一番安かった。品番はID5228というやつがK1100RSに適合する。ついでにNGKのプラグも買った。ホントはBOSCHの純正品がいいらしいけど「同時に交換してしまうと、プラグコードとプラグのどちらが効果があったのか判らない」という理由をつけてやめた。というのは言い訳で、1本あたりの値段が倍以上するというのが本当の理由。


作業を始める前に、部品交換前後の感覚を比較すべくエンジンをかけてみると、なんだか回転上昇がバラバラで、はっきり言って不調。東北ツーリングの時はここまで調子が悪い気はしなかった。それ以降はエンジンオイルを替えたぐらいでほとんど乗っていないのだが、いつの間にこうなったんだろう。それとも、単に東北ツーリング後半は感覚が麻痺していたのだろうか。

交換作業は、基本的には今あるものを抜いて入れ替えるだけなのだが、ULTRAプラグコードには1本1本のコードに対して何番用とか書いていないので、当該プラグコードを特定する作業が発生する。「取り外したコードと最も長さが近いコード」を探して利用することになる。

手で持って長さを比べる

そして付属のナンバー環をつける

今回はNGKのプラグを使うので、プラグコード側端子に付属のキャップを装着する。BOSCHなら不要。

装着前後

注意するのはそのぐらいで、あとは抜いたところに挿すだけ。微妙に長さが余っている気がするが、短いよりはいい。

作業は簡単に終了。早速エンジンをかけてみると、相変わらず回転のバラバラ感が凄い。試しにちょっとだけ試運転したが、低速域がスカスカで、まるでプララグコードが1本抜けているみたいだが、新品のプラグコードなのでさすがにそれは無い。まあこの症状とプラグコードは関係ないだろうと思っていたのでショックだとかいうことは無いのだが、この症状が目立ちすぎてプラグコード交換の効果が全く判らないのはちょっと残念。