シニア・ドリームとイメージガール

いすゞピアッツァのテーマソング(と、我々は勝手に呼んでいるが、実はテーマソングではなくてCMソングである)といえば、阿川泰子のシニア・ドリーム(SHE〜SENIOR DREAMS)である。この曲を収録しているアルバムSUNGLOWのCDは今でも手に入るので、聞いたことが無い人には是非とも聞いてほしいものである。そしてただ聞くだけではなく、何かの折には「シニア・ドリーム」を大音量で鳴らしながら登場して頂きたいものである。
そのような理由から、多くのピアッツァ乗りはこのCDを既に所有していると思われるのだが、その手の人たちにとっては実に反応に困る書籍が発見され、本日の横浜オフにて披露されたのであった。
こ、この写真は!?
表紙に写っているのは明らかに阿川泰子であり、しかもどう見ても「あの写真」だとしか思えない。下の方にピアッツァが載っていることからもまず間違いない。
真相を確認すべく、LPジャケットと比較してみることにした。
LPレコードジャケットとの比較
誰がどう見ても全く同じ写真ではないか。
我々のテーマソング(が収録されているLPのジャケット)を勝手に流用するとは何たることか。失礼であること極まりない。
ついでに言えば、CARBOYのこの号には、ピアッツァのネタはこれっぽっちも登場しない。そのくせして表紙だけは完全にピアッツァ仕様である。何のためにこんな表紙にしているのか、さっぱり判らない。
しかしながら、八重洲出版にも少しは良心があったのか、ピアッツァ自体が登場しないかわりに、聞いたことも無い新事実を掲載してくれたのであった。
イメージガール???
これには参った。参ってしまった理由を理屈っぽく並べると↓のようになるが、そんな理屈はどうでもいい。何故かは判らないが、とにかく笑える。

  • 自動車業界で「イメージガール」なんて、ほとんど聞いたことがない。化粧品やビールじゃあるまいし。
  • ジャズ歌手の阿川泰子のことを「ガール」にしてしまっていいのだろうか。
  • 何といっても、そんなの初耳である。

笑いすぎて顎が痛くなってしまったぞ。どうしてくれるのだ、八重洲出版。

「シニア・ドリームとイメージガール」への3件のフィードバック

  1. ったくも〜最近のsotaさんはぁ・・・
    CD買っちゃったじゃないか。リンクなんか貼っとくもんだから・・・ってsotaさんのせいじゃありません。
    良いか悪いかは別として、このシニアドリームという曲がピアッツァにマッチしているかどうかは、個人的にはアレだね。
    フ〜ッ、これでやっと一人前のJR130のりになりました。
    あと私に足りないものはナルデージウジアーロ@ヤフオク5連敗でしょうか。
    ・・・しっかしホントさいきんのsotaさんは熱いなぁ。

  2. 遅レスですが(ワタシはいつも遅いか)。
    この雑誌、この当時はこういう表紙作りをしていたと思います。ワタシの持ってるのにも内容に関係ないと思いましたが岩崎宏美がニッコリとスバルと写っているのがありましたから。
    それにしてもなつかすい。中学生の頃わかりもしないのに読んでました。しーかし、この号もそうだけど、1.4Lの車に1.6L改1.75Lを搭載するなんて記事をこの雑誌載せてたんですよ。それも編集長が先頭に立って。
    でも、そもそもの目的が「修理」であって、その先に改良=パワーアップがあったんですけどね。だから割と地味な記事も載ってました。スカイライン1600のオーバーヒート修理とか(コラムシフトの1600、知らないでしょ?)。

  3. > K-MAEDAさん
    続いてはレコードの入手に挑戦して下さい 😛
    オークションとかでは面白くないので是非中古レコード屋かジャンク屋で。ま、曲自体の良し悪しについては置いておきましょう。シンプルにタイトルを直訳すると「年寄りの夢」になってしまうという問題はさておき。
    >KYさん
    CARBOYに限らず、昔の雑誌ってみんなそうでしたねえ。今でも値段が安めの車雑誌は相変わらずこの手の表紙作りですし。
    私がCARBOYを(それなりに)熱心に読んだりしていたのはだいたい15年くらい前の話ですが、その頃はハチロクなんかの貧乏チューンのネタが一番多かったような気がします。貧乏臭さだけは昔も今も変わらないみたいで。

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