rain X ボディカバー装着

うちのピアッツァにはボディカバーをかけている。カバー無しでは雨漏りのせいで車内が水たまりになってしまうからだ。塗装や内外装の保護なんていうのは二の次で、兎にも角にも雨漏り防止。それに尽きる。

乗る前にカバーを外すのも、帰宅後にカバーをかけるのも、どちらも面倒であることは間違いないが、頻繁に乗るならともかく、今や月に3回乗ったら快挙みたいな状態なのでそれほど苦にならない。

というわけで数年前からボディーカバーを使っているのだが、最初にCOSTCOで買ってきたグレーのカバーは、葉山の暴風により2年半ほどで駄目になってしまった。

しかたがないので、20年前に買ったペラペラのカバーをかけていたのだが、これが猛烈に風に弱い。一応ゴムロープで止めたりはしていたのだが、ペラペラ&ツルツルであるせいか、ちょっと風が強くなるとカバーがゴムの間をすり抜けてめくり上がってしまい、風に煽られてピアッツァのそばにある鉢植えを攻撃してしまう。家人の風当たりも強くなってきたので、COSTCOで新しいカバーを買い直した。

前回購入したグレーのものは既に扱っておらず、代わりにrain Xブランドのものが置いてあった。rain Xと言えば窓ガラスに塗布するケミカルを思い浮かべるのだが、アチラではこんなのも扱っているのか。ベージュみたいな色はボディーカバーっぽくなくて好みではないが、COSTCOで選択肢が無いことにケチを付けるのは野暮というものだ。XLサイズしばかりが並ぶ中、1つだけ残っていたMサイズを慌てて掴んでカートに入れた。箱に記載してある対応車種にISUZU IMPULSEが無いのはしょうがない。RX-7やFAIRLADYがMサイズになっているので大丈夫だろう。たぶん。

3500円ぐらいなので普及グレードだと思うのだが、それでもLAXURYだのSuper Softだのと大げさな形容詞が多いところがアメリカっぽくて素敵だ。

ダンボール箱から出してみると、カバーを外した時に仕舞う目的であろう袋が出てきた。これは予想外だった。その中から、袋に詰められたカバー、説明書、バックル、パッチ等が出てきた。ただ単にカバーだけが入っているとばかり思っていたのに大違い。これはまさにLAXURYではないか。

しかも説明書が日本語だ。まさかの日本向け製品。その割には箱に記載の対応車種一覧がアメ車メインなのだが。

そして袋からカバーを出そうとすると、簡単には出せなかった。崎陽軒のシウマイの如く真空パックされている。

ハサミでビニールを切って中身を取り出し、折り畳まれているカバーを広げる。どこが前で、どこが後ろなのかが全然わからないところがボディカバーの弱点なのだが、それなりに大きく「rain X」の印刷があり、これがフロント側とのこと。以前のカバーは、外れ防止のためにクルマの下部を通すバックル付きの紐があったのだが、このカバーは四隅をベルクロで結ぶ(非常に説明しづらい)方式のようだ。

そんなことを考えながらピアッツァの上に乗せてカバーを広げていく。とりあえず「rain X」の印刷があるフロント側をバンパーに引っ掛けて、余ったカバーをリヤ側に引っ張る。そして装着しようとすると…長さが全然足りない。フロント両サイドのベルクロを外し、バンパー下の回り込みを最小限にすることで、辛うじてリヤバンパーに引っかかるようになった。

アメリカ製品のMサイズなのにこんなに小さいわけがないだろう、もしかして箱と中身が違っているのか、と思ったらそんなことはなく、この製品自体そんなもののようだ。箱をよくよく見てみると431.8cmと書いてある。弊サイトによるとピアッツァの全長は431.0cmであり、まさかのほぼ一致状態。うちのピアッツァが初期型JR130でよかった。これがJR120だったらバンパーのせいで全長が長い(438.5cm)ので入らなかっただろう。買う前にちゃんと調べろよ、という話ではある。

こうして少々無理矢理ながらもボディカバーを装着し終えたピアッツァを眺める。パッツンパッツン具合、そしてカバーの色とも相まって、なんだかクレイモデルみたいで悪くない。rain XのロゴもISUZU Xみたいで悪くない(と思い込む)。そうそう、悪くない、悪くない。

お役御免となった20年前のボディカバーは、ビニール袋に入れられて再び物置の奥に追いやられることとなった。