コネクタ交換後の悪あがき

とりあえず手元に交換部品があるものについて、思いついたことをやってみることにした。

イグニッションコイル

以前入手した中古部品が2つほどあったので、試しに交換してみた。

真ん中が交換した部品である。中身がどうなのかは全くわからないが、少なくとも外見だけ見たら今のもの(右側)よりはマシだ。勿論コネクタ類はコンタクトスプレーを吹いて掃除する。

交換してセルを捻ったところ、数秒回してもエンジンがかからない。これはハズレだったか、と思いながら元のものに戻してみると、やっぱりかからない。少し焦る。やったことと言えば、外したついでにエンジンルーム内にパーツクリーナーを吹いて掃除したぐらいなのだが。

他に何も思いつかないので、一度部品を外して再度念入りに拭いて、元々ついていたイグニッションコイルを装着すると、無事にエンジンがかかった。再度中古部品に付け替えてみると、やはり問題なくエンジンはかかった。

結果がどうだったかというと、何も変わらなかった。

エアフロセンサー掃除

ピアッツァが世界で初めて採用したホットワイヤー式エアフロセンサーを掃除する。とは言ってもワイヤー部にパーツクリーナーを吹くぐらいしかできないのだが。

ついでなので、かなり錆が出ているエアクリーナーのカバー部分にKUREのラストリムーバーを塗布しておく。今度気が向いたら塗ろう(やらない気がするが)。

予備の部品も一応持っているのだが、あまり変わらない気がしたので交換はしなかった。

プラグギャップ調整

以前K1100RSで痛い目にあったことがあるのでプラグギャップを確認する。基準値は1.0〜1.1mmとのこと。シックネスゲージを使って確認・調整してみたが、4本ともほぼ基準値だったので意味がなかった。心配事を一つ消したにすぎない(それはそれで重要だ)。

その他

幾つかの点火系部品のコネクタを外してコンタクトスプレーを吹いた。

その後、ECUリセットらしきことをした(整備書に書いてあるコレをやったのだが、これがリセットに相当するのだろうか)。

そして、これは完全に気分の問題だが、運転席のシートがボロボロになってきたので入れ替えた。

これまで回転椅子として布団置き場になっていたもの(和歌山のS氏から入手)に交換した。

結果

在宅勤務の昼休みの気晴らしと称してそのへんを走る。

細かいことの積み重ねなのかもしれないが、何もしないよりは良くなった気がする。ボボボボ が ポポポポ ぐらいにはなったのではないだろうか。気のせいかもしれない。うん、多分気のせいだ。

もうあまりできることもないし、登り坂以外の走行感にはほぼ問題が無くなったので、一旦これで鼓動感解決に関する追求は終わりにする。そもそも、マフラーを替えていなければ(それによって鼓動感が強調されていなければ)、何もしていなかっただろうから、本来はそこまで気にするレベルのものではないのだ。

あとは燃料フィルターを買ってあるのでそのうち交換するつもりだが、こと鼓動感に関してはほとんど関係ないだろう。