2020年の海岸模様(もうずっとコレでいいじゃん)

雨ばっかりの次は晴ればっかり。
こうも暑い日ばかり続くと無性に泳ぎたくなる。
元水泳部員たるもの、本能に抗いきれず、在宅勤務の昼休みに原チャリで5分の逗子海岸に向かった。

2020年の逗子海岸は、海水浴場としては開放していない。
一応ライフガードは居るが、体制を縮小している。
そして、海の家がない。

元々自分は海の家不要論者で、あの建物の中で大騒ぎしているケバい連中を見るたびに忌々しく思っていたのだが、今年は不可抗力でそれが存在しない。色々な過去のしがらみから、海の家は存在し続けてしまうだろうと諦めていたのだが、思いも寄らない理由で「海の家がない夏の海岸」が実現してしまった。

あんなものがあるから海を馬鹿にした者がワラワラと来るわけで、それが無くても来る者はそれなりに海に対する敬意を持っている者が多いはずだ。だから五月蝿い、変な行動をする人が居ない。皆思い思いに泳いだり遊んだり浜辺で寝たりしている。しかも平日なので人が少ない。実に快適だ。おそらく今ここにいる人たちは危険な海には来ないから事故も起こらない。もう今後ずっとコレでいいじゃん。あんな余計なもの要らないんだよ。ただそこに海があればそれでいいのだ。

遠浅で引き潮な逗子海岸は海水温が高い。ここ数ヶ月泳げていない身には、水温は温い方が良い。20分ほどダラダラ泳ぎ、ペットボトルに入れた水道水で身体を流して水着のまま自宅に戻った。問題はその後仕事をする気になるかどうか、そして水泳後の睡魔に勝てるかどうか。

(仕事はしたけど睡魔には勝てませんでした)