右パワーウインドウレギュレータ交換(と、錆取りなど)

冷却水漏れから戻ってきたピアッツァの暖気を済ませ、自宅を出てほんの50mほど走ったところで、開けっ放しにしていた右側の窓を閉めようとしたところ「バキッ」という嫌な音がした。それ以降はモーター音がするだけで、窓ガラスは全く上がってこなくなってしまった。間違いない、ウインドウレギュレータの故障だ。

自宅すぐそばだったのが幸いだが、当日の予定は全てキャンセルである。
手持ちの中古部品を探ると一つ出てきたので、これに交換する。

内張りを外し、ガラスを手で無理矢理持ち上げてパーツクリーナーの缶を適当に差し込んで落ちてこないようにした状態で、ウインドウレギュレータとの固定ネジ2つを外す。そしてウインドウレギュレータの固定ネジ3つを外して取り出す(スピーカー側から取り出した)。

2つを見比べてみると、ワイヤーに金具をカシメている箇所のプラ部品が割れたようだ。ここだけ無理矢理固定することができれば直るのだが、素人には手が出ない領域だ。接着剤とかを使ってもどうせすぐ壊れるに違いない。

ここから先は基本的に組み付けるだけなのだが、折角内装を外したので、前から気になっていたこの錆をやっつけてしまうことにした。

ドアミラー、ではなくORIENT SPEEDのウインドミラーを外し、錆取りアタッチメントを装着した電動ドリルでガリガリ削る。

POR15を塗ろうとしたところ、前回作業時の蓋の閉めが甘く、固まってしまっていた。仕方がないので買ってあった新品を使った。

本来は塗装してからドアミラーを装着すべきなのだが、それほど目立つわけではないので、POR15の乾燥を待って、無塗装のままドアミラーを装着してしまった。

この古いPOR15だが、固まった箇所をマイナスドライバーで強引に突くと、中から正常な液体が出てきた。まだ使えそうなので、割れていたリヤ内装の補修に使うことにした。

こうして色々な余計な作業をしているうちに肝心なパワーウインドウの修理がおろそかになり、組み付け時の位置調整を忘れてしまっていた。窓を閉めたらこんな状態になってしまった。

さすがにもうやる気にならず、翌日になってあらためて位置調整して作業完了。

なお、今回パワーウインドウレギュレータの予備品を使ってしまったのでモノタロウで注文したところ、在庫がなく2021年3月入荷予定との連絡が来た。一応まだ作ってくれるらしい。