変わっていないことを確認するために牛丼を買いに行く

在宅勤務の昼休み。ちょっと離れたすき家に昼飯の牛丼を買いに行くためピアッツァに乗り込んだ。手段が目的化しているって? その通りです。

暖気を終えてユルユルと出発する。インジェクタ交換から戻ってきて数日経ったピアッツァの印象は、戻ってきた日とあまり変わらない。ちょっと走ったら調子良くなったか? と思ったらODをオフにしていて3速以下となり、回転が上がっていただけだったりするところまで同じ。

「いつもの山坂道」をちょっと回しながら登ってみる。そこそこ調子よく走るが、踏めばそれなりに走るのは以前から同じだ。エンジンの機械音に騙されそうになるが鼓動感はしぶとく残っている。一晩寝たら変わる類の症状ではないことは重々承知しているが、気分が良いものではない。

海沿いに出て、さらに5分ほど走ってすき家に到着した。何故わざわざこんな遠いすき家まで来るかというと、すき家はあくまでついでで…というわけでもなく、実際問題としてクルマで気軽に行ける牛丼屋は自宅から15分圏内に1件もないのだ。約25分かかるここが2番めに近い牛丼屋だ。1年ぐらい前に約20分のところに出来るまではここが一番近かった。どうしてこのあたりはこんなにファーストフード不毛地帯なのか。

店内に入り、JAFの50円割引券を使って300円で牛丼並弁当を注文した。あっという間に出てくる。休む暇もなく再出発した。エンジン再始動後も調子は特に変わらない。

海沿いのR134は、平日の真昼間の割にはあまり流れが良くない。低速でストップ&ゴーばかりしているとエンジンの鼓動感が目立ってしまう。しばらくそのまま我慢して走り、ちょっと前にシャッターチャンスに恵まれた駐車場に立ち寄る。残念ながらこの日はクルマが多くてハズレだ。前回の反省に基づいてPENTAX KPを持参したが、他車が入らないようにすると少々無理がある近影構図でしか撮れない。

案の定駐車場に長居しすぎてしまい、昼休みが終わる頃に帰宅。仕事用PCの画面を見ながら、少し冷めた牛丼を食う羽目になってしまった。