もはや試運転ではない

冷却水漏れは修理し、試運転では問題なかった。しかし、何回試運転しても心配感が拭えない。

試運転欲を押さえられなくなり、昼休みになんとなく出かけた。

いつもの公園に着き、だだっ広い駐車場に停め、ボンネットを開けて確認する。水は漏れていない。この程度では漏らないということはもはや判っている。では安心できるのかというと信じきれない。

駐車場を出て、おなじみの富士山ビューポイントに向かう。残念ながら富士山は見えない。代わりに桜が迎えてくれた。

もはや昼休みに近所を走る程度の試運転では問題は露呈しないようだ。覚悟を決めて遠出せざるを得ないだろう。

そうなると、もはや試運転とは言えない。一体その行為の目的が何なんだかよくわからない。冷却水など漏れないほうがいいに決まっているのだが、全然漏れないのも逆に不安になる。もう何が正しいのかわからなくなっている。もはや一切の不安を抱えずに走ることなど不可能なのだろう。ここまで何回「もはや」と書いたのか、もはや数える気にもならない。

なお、この日はまたしても水温計が動いた。これで3回連続して動いている。でもまだ信用しない。