インパクト・パワー

シリコングリスによって、一応オイル漏れが小康状態になっているK1100RS。やっとインパクトドライバーを使えるようになったので、作業再開であります。

20080316-PA0_0021.JPG 新兵器登場

このインパクト、本体は知人からの貰い物だけど、電池の充電器が無くて全然使えなかった。充電器だけオークションで落札しようと思ったら、たまたま新品電池付きの一式が出ていて、その方が安かったので落札してしまった(3200円)。こうして、意味もなくインパクトドライバーの本体が2つになってしまった。

20080316-PA0_0023.JPG 本体2つ、電池3つ、充電器1つ

これだけではダメで、8mm六角レンチ用のアタッチメントを買ってきた。ストレートだとかアストロプロダクツだのを回っても見つからず、こりゃ通販かと思ったら平塚のユニディにあった。ちなみに360円。
というわけで、準備も整ったところで作業開始。

20080316-PA0_0022.JPG 毎度おなじみの光景

試しに普通の六角レンチでやってみたら、毎度おなじみの空転状態。まあこれは予想通り。

そこで遂にインパクト登場。レンチの長さが充分かどうかが若干不安だったが、特に問題なし。回転方向が”R”になっていることを確認して、レンチをあてがい、スイッチオン。

ガガッ、ガガッ、という単発的な回転を数回繰り返すと、ボルトが下に降りてきた。遂に緩んだようだ。古いとはいえ、さすがはインパクトの底力、ハンドパワーとは桁違いである。

20080316-PA0_0020.JPG ドライブシャフトの穴から覗く

そして、遂にボルトが外れた。

20080316-PA0_0019.JPG コイツが苦労の元凶

そして当然のようにフロントフォークのアウターも外れた。

20080316-PA0_0015.JPG 勝利のポーズ

さて、ここまでくれば、あとは古いシールを外して、新しいのをつけるだけ・・・なのだが、そんなに簡単ではない。古いオイルシールを外すのに一苦労。それにしたって、ボルトを外すことに比べたら大したことではない。ワッシャーなんかの金属部品は、別に替えなくても良さそうな感じだったけど、折角買ったので替えてしまった。

あとは、オイルシールを無理矢理打ち込んでおしまい。専用工具なんか当然無いので、外した部品を無理矢理広げて対応。

20080316-PA0_0009.JPG どこかから怒られそうな感じ

その後、ダストブーツ、アウターチューブの順に装着し、外した部品を組み付けて、最後にオイルを入れて、作業終了。

全体的に、作業自体はそんなに凄い作業じゃなかったものの、単純に付けたり外したりする部品数が多くて時間がかかり、終わったら案の定真っ暗。

その後、江ノ島まで試走。

20080316-PA0_0007.JPG

当然ながら、オイル漏れは全くなし。いやーやっと終わりました。1本のボルトのせいで、1ヶ月もかかってしまいました。

(作業時の走行距離:22,792km)