なかなか日常に戻れない昼休み

ここ数日、春の好天が続いている。買い出しの用事は無いのだが、昼休みに家に居るのは勿体ない。特に目的もなくLXに乗って家を出る。

またGRIIIを持っていっても良かったのだが、なんとなく気分を変えたくなり、PENTAX K-30と、smc PENTAX-A 1:2.8 28mm という組み合わせを持参した。

4000円で買ったこのレンズ、1984〜88年にかけて生産されていたようで、丁度ピアッツァと同世代になる。オールドレンズと言っても差し支えないだろう。

ボディはいつものKPではなく使い古したK-30にしたが、こちらはあまり意味はない。晴れた昼間ならK-30でも画質面では遜色ないことはよくわかっている。たまには違うものを使ってみるのもいいだろう。

時間の制約があるので行動範囲は限られる。行き先は海か山のどちらかだが、一昨日のツーリングはどちらかというと海の印象が強かったので、今度は山にする。

ピアッツァでもちょくちょく来ている場所ではあるが、LXの機動力を活用してクルマでは停められない場所に入り込んで写真を撮る。このレンズはMFレンズだが、電子接点があるAレンズなのでAEは効くため全然フツーに撮れる。明るい昼間で視界もいいのでMFも楽勝。

あまり時間の余裕もないのでササッと撮って帰ってきたが、終業後に画像を確認してみると、写りは十分及第点。古いとは言えさすが単焦点レンズだ。パープルフリンジはそれなりに出るが、これは今時の小型レンズでも出るから仕方ない。APS-Cセンサーに28mmという組み合わせは、画角も丁度良くて使いやすい。

この組み合わせ、なかなか侮りがたい。