オイル交換をしようと道具箱をあさっていると、K1100RS購入時に元所有者からもらった純正リヤサスが出てきた。
何となく封を開けてモノを見てみると、WPやらPROGRESSIVEやらを見慣れた目線で見ると、まあずいぶん華奢なサスだとこと。ちなみに製造元はSHOWA。
コレを見ているうちに、なんだか急に取り付けたい衝動にかられ、定期メンテのついでに取り付けてしまった。
PROGRESSIVEと比べると、やっぱり短い。ただ、取り付け部あたりで比較すると、3cmもなく、2cm程度に思える。目測なので正しいかどうかは不明(多分正しくない)。
取り付けてまたがってみると、やっぱり足付きが悪い。激しく悪い。とんでもなく悪い。あ〜あ、体が完全にPROGRESSIVEの短足仕様に慣れちまったか。ケツを浮かせたりしてバイクをはずませてみると、やっぱりPROGRESSIVEよりは若干収まりが悪い感じがする。それと、想像していたより硬い。K100RS(2V)はもっとフワフワだったような気がするんだけどなあ。
夜になるのを待ってから。100kmほど乗ってみた。R134がメインなのでほとんど直線だけど、やっぱりサス性能としては明らかにPROGRESSIVEの方が上だ。段差の収まり、コーナリング時の吸い付き感など、PROGRESSIVEのしっとり感が好みな俺には、ノーマルサスの挙動は少々薄っぺらい感じがする。片瀬山とか、湘南国際村あたりの、プチワインディングを走っても、やっぱりそんな感じ。ノーマルがダメなわけではなく、好みの問題。多分このサスは15,000km程度しか使っていないはずなので、本格的にヘタっていることは考えにくいので、本性に近いと思われる。
あと、当然ながら足付きも悪い。何度か信号待ちなんかで焦ることがあった。これは当然ながら慣れの問題ではあるけれども、短足仕様の足付きの良さはやはり捨てがたい。ちょっと走っただけで気になるのであれば、長距離走るなら短足仕様に徹した方が、 身長167cmの俺には適していそうだ。
結果。近いうちに短足仕様に戻すこととします。こっちの方が俺にはあってる感じ。センタースタンドはメンドクサイけどね。