K1100RS + YJ-22 を試す

週末の日曜日が思いがけずソロ活動デーとなった。ヘルメット購入直後だったのでバイク熱の方が高まっているため、K1100RSで出かけようとしたのだが、Google Mapを見ると周辺の道路はかなり混んでいる。このところ雨続きで、久しぶりに晴れたので、世の中の外出欲が高まったのだろうか。

すぐに出発するのは得策ではないと判断し、長いこと放置していたエンジンオイルを交換することにした。フィルターは前回変えているのでオイルだけ。ミドルカウル以下は取っ払っているので簡単だ。センタースタンドをかけてドレンボルトを抜くだけ。

オイルが抜けるのを待つ間に、Vespa LX125ieでYJ-22を試す。新品シールドは透明感が高く、視界が広くて良い。風切り音は、音質は低音域寄りに変わったが、音量自体はあまり変わらない。まあ総じてこんなもんでしょうという感じ。

抜いた分だけオイルを入れてオイル交換は終了。テキトーに昼飯を済ませ、吹け上がりが軽やかになったK1100RSに跨り、三浦半島一周に出かける。主たる目的はYJ-22のテスト。

とりあえずいつもの場所へ。先程のVespaでの第一印象とあまり変わらないが、カウルに隠れるように伏せるとかなり静かになる。

そのまま南下し、数日前までは桜が満開だったであろう通研通りを素通りし、三浦半島東岸へ出る。

この先は三浦半島先端部の農村・漁村地帯を縫うように走る。

約4時間、77kmの試運転を終えて帰宅。ここでようやく途中一度もヘルメットを脱がなかったことに気づいた。少なくとも窮屈感や嫌悪感等は感じなかったということだろう。風切り音は、軽く伏せる程度でかなり減る。以前のLS-2 Freewayより若干良くなった(音が小さくなった)気がする。値段なりの満足感は得られたと言えよう。

K1100RSは基本的には快調だったが、アイドリングを続けているとじわじわと回転数が下がる現象が発生した。アクセルを煽れば元に戻るのだが気分が悪い。うざったいので、待ち時間が長そうな信号等ではさっさとチョークレバーを引っ張って対処していた。K1100RSにはアイドリング調整ネジのようなものはないので、すぐその場で対処できないのは厄介だ。そもそも何故こんな現象が起こるのかよくわからない。またどこか壊れたのか、それともやらかしたのか。