連休谷間の平日に会社をサボり、JR130ピアッツァのヘッドOH終了後、初めての遠出に向かった。しばらく自宅近辺や横浜あたりまで走った上で、問題なしと判断した結果である。とは言え箱根や伊豆半島の付け根ぐらいまでなので、遠出と言えるほどではないのだが、それでもこのJR130的には結構な距離なのだ。
経路としてはちょっと前にK1100RSで辿ったルートと概ね同じものとする。本来は芦ノ湖スカイラインだとか、ちょっとだけ東名高速に乗って富士山あたりだとかも考えたのだが、天候が冴えないのでこちらにした。
そんなわけでR134、西湘バイパスを通って箱根路へ。去年はズボボボ言いながら這々の体でようやく登った箱根新道を余裕たっぷりに登る。これは実に感慨深いものがある。あの時の体たらくっぷりでエンジン修理を決断したのだ。そして約1年後、遂にそのリベンジを果たしたのだ(自分は金を払っただけで何もしていないが)。
箱根新道から大観山方面へ向かい、箱根ターンパイクの十国峠連絡ルートに入る。この道は景観が良い割には交通量が少なくて撮影には好適だ。短くてあっという間におわってしまうことだけが難点。
料金所で通行料150円を支払い、十国峠へ向かう。クネクネ県道の途中に1回だけ現れる場違いな直線の脇、いつも誰も来ない十国峠レストハウス上の駐車場等、個人的に定番化している場所で停まる。
続いては伊豆スカイライン。いつもの誰も来ないパーキングや、ちょっとした駐車空間がある場所で停まる。
山伏峠ICで伊豆スカイラインを降りる。前のK1100RSの時は韮山峠で降りたので、ここでようやく違う経路になった。ここからは大仁あたりまで淡々と降りて、国道沿いの店で適当に昼飯を食うつもりだったのだが、牧場という看板に誘われてなんとなくそちら方面へ曲がってしまった。これが案外アタリだった。
さらにその後、こんな無駄にだだっ広い場所に行き着く。何なんだここは。
腹が減ったので、撮って出しをそのまま載せた画像が、自己最高のいいね数を稼ぎ出した。わからんものだ。
さらに進むと、伊豆山間部とは思えないほどだだっ広く、かつ誰もいない空間に着いた。何なんだここは。 pic.twitter.com/uyDtqE3F91
— m.sota (@msota_RS) May 2, 2022
突然現れた変な場所に興奮してしまい、結構な時間を過ごしてしまった。夕方には帰宅しなければならないので、あまり時間的余裕はない。大仁方面へ淡々と下り、R135沿いのすき家で牛丼を食う。
腹を満たした後は、伊豆中央道(以前は料金所の直前で脱出できた交差点が立体化されていた)、伊豆縦貫道と走ってR1に入る。ほぼ全線二車線化されていて快適だ。箱根峠の頂上を過ぎ、箱根新道を下る。
平塚のロピアで食材を買い込んで帰宅。走行距離201km、燃費7.6km/L。標高1000m近くまで2回アップダウンしたが、なんともなく走り抜けた。特に不安を感じるような現象もなかった。完全復活と言い切るまでの自信はないが、遠出を躊躇う必要は無いという程度にはなったと言えよう。
今回の撮影機材(停車時)は、ほぼ全てPENTAX K-1とD FA★50mm F1.4。これだけで2kg近くあるので事実上のクルマ専用機材。明らかに慣れが不足していて、アングル毎の適切なF値を見つけられていない。それより、いくつかの自分が好きなアングルで撮りたがる癖(結果として似たような写真を量産してしまう)をなんとかしたいところだ。