GW恒例信州旅行

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ここ3年ほど、諸般の事情により、GWの行き先は信州(松本盆地)となっている。そして、GWとは言ってもこれまでは5/3,4,5の最も混む時期は外していたのだが、これまた諸事情により、まさに5/3,4,5を旅行日とせざるを得なくなってしまった。

そんなわけで、ピアッツァでの伊豆箱根ツアーから戻った直後から、疲れを癒やしたり、余韻に浸る間もなくキャンプを含めた準備をする。そして5/3の朝4時に起きて家を出る。何と慌ただしいことか。

5/3

そんなわけで4時に起きて4時半に家を出たのだが、それでも圏央道八王子JCTの渋滞にハマってしまった。高尾山ICの手前から進まないので、痺れを切らして降りてしまい、学生時代以来数十年ぶりの大垂水峠走破を楽しむ。相模湖ICから中央道に戻り、途中の談合坂SAでしばし仮眠。

その後は特に渋滞もなく、塩尻ICまで淡々と走る。天気が良く、八ヶ岳や南アルプスの眺めが良い。

塩尻ICからは、Googleさんの案内により裏道を使いつつ、松本空港脇の信州スカイパークに寄った後、そこからほど近いところにある「我山」でソースカツ丼の昼飯。うまい。

昼食後は国営アルプスあづみの公園に寄り、この日の寝床である信濃大町駅前の安宿「竹のや旅館」へ。

何故ここかと言うと、この予定を決めたのが直前だったので他に空きが無かったからなのだが、単に停まるだけだと考えれば全く問題ない。建物はボロくて部屋の鍵もろくに閉まらないのだが、マットレスと布団はフカフカで寝心地が良かった。共用の風呂もそこそこ広いし、トイレも年季は入っているが綺麗だった。それで十分ではないか。

晩飯はシャッター商店街の途中にある「大町名店街」の中にある居酒屋へ。この名店街の佇まいは実に味わい深い。

5/4

この日の予定はキャンプだけ。大町から南下してちひろ美術館の広場に寄り、穂高のザ・ビッグで食材を買い込む。ザ・ビッグはとにかく安いのは良いが、信州っぽさという観点ではツルヤに劣る。これはまあ仕方あるまい。そしてキャンプ地である須砂渡キャンプ場へ移動。天気に恵まれ、山々には残雪も残っている状態なので見晴らしが非常に良く、運転が楽しい。

程なくしてキャンプ場到着。毎年雨が降っていた気がするのだが、今年は雨とは無縁だ。せっかく持ってきたスクリーンタープは役に立たなかったが、雨が降るぐらいなら役に立たないことぐらいなんてことない。

散々飲み食いし、すぐそばにある温泉に入り、心地よい眠りにつく。

5/5

早くも帰ることを考えなければならない。撤収後、近くにある堀金の道の駅で昼飯と土産物を買い込む。

再びスカイパークに向かい、空き地で昼飯を食う。極度の眠気に襲われたので木陰で昼寝していると、飛行機のジェットエンジン音に叩き起こされた。丁度離陸するところだった。

さて、そろそろ帰らねばならない。最後に広丘のツルヤに寄って買い物をして、行きと同じく塩尻ICから高速の人になる。例によって小仏トンネルを先頭に大渋滞しているので、一宮御坂ICで降り、御坂峠を超えて河口湖へ向かう。

河口湖を超えてR139沿いのスーパーで晩飯を買ってそこで食う。さらにそのまま山中湖近くの「紅富士の湯」に寄る。10年以上来ていなかった気がするが、たまにくるとなかなか良い。

あとは寝るだけ…といいたいところだが、最後のもうひと踏ん張りをしなければならない。東名高速もR246も渋滞しているので、R138での箱根超えを選択。全く渋滞に遭うことなく、2時間ほどで帰宅した。

慌ただしかった3日間もこれで終了。来年のGWもまた信州なのかどうかは定かではない。