インジケーター修理

遂にオドメーターが動いたは良いが、インジケーターが傾いていてビミョーだというのは以前書いたとおり。

カッコ悪い

これをどうにかする。

作業の前に、まずは以前外したデジパネからインジケーターユニットを外してみて、どんなものかを確認する。物理的にどうにもならない場合はやるだけ無駄だからだ(そんなことはないとは思うが)。

ネジ5本外し、コネクタを抜いて取り出す

ユニットがパコッと外れる

表から見えるスモークの薄いパネルは、このユニットに接着固定されているようだ。今ついているやつはこの薄い板が外れかかっているのだろうか。

構造はわかったので、今ついているデジパネを外す。とりあえず外さないことには何も始まらない。メンドクサイのでやりたくないが仕方ないのでやる。なんとかして少しでも部品を外さずに済まそうとしたが、結局全部外さないとインジケーターも外れない仕様だったので仕方なく外す。

外したデジパネからインジケーターユニットを外す。明らかにこっちがおかしい。

右下がりにひしゃげている

接着部が浮いている

ユニットごと入れ替えてもいいのだが、古い方は照度が低かった記憶があり、あまり使う気になれない。ひしゃげている方を直したほうが良い。さてどうしようかと考えつつあちこち回しながら確認しているうちにスモーク板がポロッと落っこちてきた。

外す苦労を省略できた

スモーク板がないとインジケーターはこんな構造なのか。下にある赤ランプで、重なっている板を点灯させているのだろうか。

しかしこのユニット下部の溶けっぷりからすると、明らかに放熱関係で設計ミスがある。元々こういう形なんじゃなくて溶けたに違いない。

スモーク板は、スモーク板そのものと四角い枠の2部品構成になっている。これらを両面テープで張り合わせただけのショボい作りだ。

この枠の方が四角形状を保てておらず微妙に下のほうがすぼまっているのは、やはりそういう形状なのではなく熱で溶けたんじゃないだろうか。

ショボい作りだ

元がショボいのでどうしようもない。同じく両面テープで接合する。

今時の両面テープを貼る

ひしゃげ具合が目立つ

外枠は絶縁テープで貼る(元はブチル)

これで終わり…とはせず、デジパネ表面のクリア部に目立つ傷があるので、これも古い方(傷少ない)に交換する。

視界に入りやすいところに目立つ傷がある

6箇所の爪を押して外す

きれいな方を取り付ける

あとはデジパネ自体を組み立てて、車体に組み付けておしまい(と書くと簡単だが手数が多い&ネジが嵌り難くくて実にメンドクサイ)。動作確認したが問題なし。これでようやく(ほぼ)完全復活となった。

(ほぼ)なのは、燃料計が動いたり動かなかったりするから。これは気にしないことにしておく。