駆動系からの異音

半年ほど前、走行中に突然ベルトが切れてしまって修理したVespa LX125ie。最近になって、また駆動系からカラカラという音が聞こえるようになってしまった。

最初はどこかで何かが引っかかってぶつかっているんじゃないかと安易に考えていたが全然おさまらず、少し真面目に発生源を探ってみたら、どうやら駆動系っぽかった。

半年前の故障時に何かを見逃していた、何らかの作業ミスがあった、また同じあたりが劣化した等々、考えればいくらでも原因の候補は挙げられるが、結局のところ開けてみないとわからない。

自分でできる気がしないので、前回頼んだ山上輪業にまた電話してみた。事情を説明すると、見てくれるとのこと。今日でも構わないとのことだったので夕方持っていく。

すると、ありがちな話だが、そういうときに限って異音が出ない。これは困った。しょうがないのでそのへんを数kmほど走るがやっぱり何ともない。何かが壊れているのは間違いないので持ち帰るよりはとにかく開けて見てもらいたい気持ちが上回る。上の動画を見ていただくと、じゃあとりあえず預かって冷えてから試してみます、ということになった。

そして翌日、早くも連絡がきた。前回交換したベルト周りには異常は見られず、ベルト破断の際にセルのところについているワンウェイギヤが壊れたんじゃないかとのこと。そういえばセルが空転してエンジンがかからないことが何度かあったので、それで説明がつく。工賃込み見積もり13000円ちょっと。前回もそうだったが、相変わらず仕事が速い。部品が届くまでどのぐらいかかるかわからないけど、直り次第連絡するとのこと。

さすがに暫くかかるだろうと思っていたら、なんとまた翌日に連絡がきた。いくら何でも早すぎやしないか。しかも半年前にベルト周りの修理をしたばかりだからということで工賃半額。素晴らしい。早速引き取りに行った。

大して乗ってもいないのに順調にあちこち壊れるLX。山上輪業さんの仕事が早いおかげで助かっているが、どうせまたどこか壊れるのだろう。製造されてから10年ぐらいしか経ってないのに…