このところ買い物号LX125ieのフロントブレーキがキーキーと五月蝿い。こいつを買ってからもう10年、10,000km以上走ったが、ブレーキ周りは何もしていない。
ネット上の情報を見ると、フロントブレーキパッドは10,000kmを超えたあたりで交換との声もチラホラある。とりあえずパッド買っとくか…と思って探してみたらF.A. Italiaのものが990円だったので注文しておいた。
ブレーキパッド交換(未遂)
週末が悪天候のため時間があったので、パッド交換をはじめる。とりあえずフロントホイールを留めているボルト5本を緩めてからジャッキでフロント側を持ち上げ、再度ボルトを外してホイールを外す。クルマのタイヤに比べるとおもちゃみたいだ。
キャリパーが顔を出すので、カバーを外し、パッドピンを留めている割りピンを外し、パッドピンを抜くとパッドを取り出せる。
取り出したパッドを見てみると、何だこりゃ、全然減ってないじゃないか。減らなすぎて気持ち悪いぐらいだ。
これは交換する必要はない。キーキー音の原因であろうパッド裏のグリスアップだけやって元に戻す。とりあえずこれで音は消えるだろう。
ブレーキフルード交換
せっかく時間の余裕があるので、10年間全く手を付けていないブレーキフルード交換をやってしまう。
そのためにはマスターシリンダーを露出させなければならない。そのためにはカウルを外す必要がある。そのためにはミラーを、そのためには風防を…というわけで、そこにたどり着くまでが案外面倒くさい。
見えてしまえば、あとは替えるだけ。リザーバータンクの蓋をあけるとフルードが見えるが、随分茶色い。10年放置するとこうなるという悪い見本だ。
プロが気合入れてやるなら全部抜いた上で綺麗に掃除して入れ直すのかもしれないが、自分はプロではないのでそんな大変なことはしない。
キャリパー側のブリーダープラグにワンマンブリーダーのホースを繋ぎ、ネジを緩め、何度かレバーをニギニギしてフルードを送り出し、無くなった分だけ新しいフルードを注ぐ。これを、ホースから出てくるフルードの色が変わるまでやるだけ。
数回注いだら綺麗になった。これでブレーキフルード交換はおしまいにする。
外した部品を元通り装着する…が、風防だけは外したままにしておく。夏は暑いから無い方が涼しくて良い…というのは勿論言い訳で、面倒くさいから着けないだけの話。
ミラーやカウルに続いてフロントホイールも装着し、ジャッキを降ろし、トルクレンチで規定トルクで締めて作業終了とする。
結局、元々の目的だったブレーキパッドとは全然関係ないことばかりで時間がかかった。まあ大抵そんなもんだ。
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