磯子の岸壁で釣り

なぜか突然釣りに行きたいと駄々をこねる人が居たので、仕方なく釣り堀(伊勢原にある「山本園」)に行ったのは3/10の話。釣れそうでなかなか釣れない中、どうにかこうにか鯉を一匹釣り上げた。

それで満足したかと思いきや、どうしても海釣りがしたいと宣うので、仕方なく冬場でも釣れそうな場所を物色した。子供の海釣りといえばサビキだが、この時期だと相模湾側はあまり釣れそうな場所がない。そこで他の場所を探したところ、磯子海釣り施設は工場排水の関係で水温が高めなので、3月でもサビキで何かしら釣れる可能性があることがわかった。

もう10年以上使っていない道具の動作確認をして、釣れる確率が高まる15時以降に始められるように自宅を出た。そして磯子海釣り施設に着いてみると、天気予報で予想できていたが物凄い強風だ。とても釣りなどする気になれない。

来た道を戻り、そこそこ釣り人がいるエリアに車を停めてしばし眺めていると、たまたま何かを釣り上げた場面に遭遇した。このあたりは先ほどの海釣り施設とは違い風がさほど強くない。しかも釣れている人もいる。

ここで釣りたいかと聞くと、釣りたいと言うので、ダメ元でやってみることにした。

すぐちかくのローソンに行って餌を買う。冷凍のやつの方が良いとは思いつつ、扱いがメンドクサいのでこういう簡単なやつにした。

再度釣り場(赤丸)に向かう。

柵を乗り越えて岸壁に出て、道具を出して仕掛けを用意する。久しぶりなので時間がかかる。ようやく準備を終え、カゴに餌を入れて放り込む。タナを変えたりしてみても全然アタリが来る気配がない。周りを見ても誰も釣れていない。さっきのはまぐれあたりだったのか。

仕方ないのでウキをつけて投げてみることにした(投げたいと言う人がいたからとも言う)。何か変わるかと言うと、何も変わらず、何も釣れない。その気配すらない。そもそもこの場でサビキで釣れるのかどうかの予備知識もない。

そんな生産性のない時間が続く。すぐに飽きるだろうと思ったら案外粘り強くやっていて2時間以上そのままやり続けた。餌が無くなる頃にはさすがにうんざりしてきたようだが、どうにかこうにか最後までやった。勿論何も釣れずボーズ。

もうやる気が失せたと思ったら、またやりたいと言っている。思いのほかしぶとい。久しぶりに使った道具類は動きが渋かったり、竿の糸ガイドが壊れたりといった経年変化が出ているので買わざるを得ないのだが、さほど高くもないのでこのぐらいは買うとするか…

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  1. ピンバック: ATF漏れ修理(未完)&工場夜景撮影 | sabitori.com

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