ワークマン ライザクト ストライカーマジックセーフティ 508

山梨ツーリングから帰ってきた翌朝、玄関にはガムテープでグルグル巻きにされているコミネのブーツが転がっていた。

コレを買ったのは2018年。6年ほどで駄目になった。

年数だけで言えばまあまあもったと言えるが、稼働率が低い(年平均20回も履かないだろう)ので持たなかった感が強い。まあ経年変化によるゴム素材や接着剤の劣化が原因だろうから、使用時間ではなく経過時間が問題なんだろう。いずれにせよコストパフォーマンスの点ではあまりよろしくない。

壊れてしまったものはしょうがないので、次のブーツを手配しなければならない。バイク用ブーツにも色々あるが、自分の足が幅広甲高なせいで足に合うものが極めて少ない。今回駄目になったコミネの紐ブーツも率直に言って幅がキツかった。これはバイク用に限らず、普段の靴でも同じ話で、とにかく合う靴が少ない。

そんな中で候補を探すのだが、バイク用には合うものが見つかる気がしない。普段使いの安物トレッキングシューズを転用するか、安全靴にするか(爪先に保護材が入っている関係で靴内空間が広く、キツさを感じない)を模索している中、たまたま出先にワークマンがあったので見てみることにした。

ミドルカットの安全靴は幾つか選択肢があった。バイク用ブーツは紐靴よりマジックテープ式が良いと言われているのでそれを中心に試す。その中で、見た目、履き心地の両面で「ライザクト ストライカーマジックセーフティ 商品番号508」の25.5cmが最も具合が良かった。

安全靴は学生時代にバイク用として使っていたため特に抵抗感のようなものはない。当時のものは薄っぺらい本革に鉄芯爪先、紐履だったが、それに比べれば随分マシに見える。そして何より値段が2,900円と安い。

自分の足に合う、という時点でかなり奇跡的なので、迷う余地はない。速攻でレジに向かって購入した。

使用感

スロットル同調で調子が良くなったKで出かけるにあたり、この安全靴も初使用した。テキトーに履いた状態でシフト操作をしようとすると、くるぶしがスカスカでやりにくい。サボらずきっちり締めないと駄目なようだ。

いざ出走。ちゃんと締めていれば操作面では特に問題ない。ただ、シフトアップ時にスカッと空振りしてしまうことがある。これはつま先の鉄芯のせいで、足と靴の外皮の間に隙間があるとか、合皮素材が滑りやすいとか、色々な理由はあるんじゃないかと思うが、何度か空振りしている間に、そういえば以前安全靴を使っていた頃もよく空振りしていたなと思い出した。まあ、シフトアップを空振りすることで致命的な何かが起こることはないので気にしないでおく。

靴底のクッション性だとか、歩きやすさだとかは求めてはいけない類の靴だとは思うが、これも以前のコミネのブーツより良好だ。内側は柔らかい素材になっていて、その昔の本革丸出しのものよりは具合が良い。反面、通気性には期待できない気がする。靴裏の滑りやすさについては現時点では不明。これらは追い追いわかってくるだろう。

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