10月の第1金曜日は弊社創立記念日につき仕事は休みなので、その週末、というか金土は毎年恒例で1泊ツーリングに出掛けている。今年もそのつもりだったのだが、ピアッツァを土曜日に長野県へ修理に持ち込む関係で、まず乗り物がバイクからクルマに変更になった。
じゃあ金土はピアッツァでソロキャンプしよう、と思っていたら、この金土は長野に限らず日本全国何処に行っても天気が悪いようだ。数日にわたって天気予報サイトを取っ替え引っ替えして見ていたが、予報は悪化する一方なので諦めた。雨だとわかりきっているのにキャンプに行く趣味はない。そんなわけでソロキャンプも無しになってしまった。
そんな感じのビミョーな流れで迎えた創立記念日。予報通り雨がぱらついている。そして諸般の事情により自由時間は14:30頃まで。何やってもダメ感に溢れているので、わざわざ何かをせずにボケーとしているのが良いのかもしれないが、何もしないというのはどうにも性に合わない。テレビ・映画・読書といった趣味もないし、昼間っから開発に没頭する気にもならない。家に居ても気が滅入るだけなので、ピアッツァに乗ってなんとなく出かける。
悪天候の中を箱根やら伊豆やらに行ってもしょうがないので、丹沢湖か宮ヶ瀬湖にでも行こうということにして、とりあえず西に向かった。雨の平日の道路状況なんて知る由もないが、勝手に想像していたよりは混んでいる。またもや気が滅入る。
家に居ても気が滅入るのでなんとなく出かけてみたら、予報通り天気はダメで、道路は何故かどこも渋滞。そして今日のダメ感をダメ押しするかのように目の前で雨漏りを見せつけられる。 pic.twitter.com/8Lf3dhyBPY
— m.sota (@msota_RS) October 4, 2024
気晴らしすべく、普段はそうそう行けない厚木家でラーメンでも食うことにして向かってはみたが、まだ開店前だというのに何十人も並んでいるのを見てさっさと去る。もううんざりだ。この人たちは皆揃いも揃って金曜休みの仕事をしているのだろうか。どうでもいいけど。
一旦高まったラーメン欲を鎮めるべく、別のラーメン屋に向かう。目ぼしい家系は見つからなかったのでラーメンショップ系にした。
特に意味もなく宮ヶ瀬方面に向かう途中、腹が減ったのでラーメンにする。スズキラーメンではなくラーメンスズキ。看板が示す通りラーメンショップ系統の味。 pic.twitter.com/4vEZNzcm56
— m.sota (@msota_RS) October 4, 2024
勝手に想像していたよりはあっさり目だったので、家系モードだった自分にはクドさが不足しているが、食う前からわかりきった話なのでどうこう言う気はない。
腹が満たされたところで宮ヶ瀬方面に向かおうとしたが、帰宅時間を考えると宮ヶ瀬まで行けるかどうか微妙だ。とはいえ、ここで帰ってしまうと一体何をしに来たのかということになってしまい、それも微妙だ。さすが何をやっても微妙な日だ。最悪、高速道路で帰れば良いということにして、宮ヶ瀬方面に行くだけ行くことにした。
途中でオギノパンに立ち寄って土産物を買う。これにより一応の達成感を得られた。
とはいえ、7個買わなきゃいけないのに何故か血迷って6個しか買わなかったとか、やっぱり駄目な日であることに変わりはない。
厚木市街地はそこそこ混んでいたが、そこから宮ヶ瀬までの道はさすがに空いている。雨は上がっているが路面はウェットなままだ。厚木から清川村中心部(というほどでもないが)を抜けて宮ヶ瀬湖まで、ひたすら淡々と登り続けて宮ヶ瀬湖畔に着く。宮ヶ瀬湖は景色や雰囲気はまあまあ良いのに、湖畔の駐車場が皆無に近く撮影しようがないのが難点だ。その数少ないうちの1つに停める。
10台も停められないショボい駐車場なので、他車が映り込まないようにするだけで一苦労する。
時間的にはここで帰った方が良いが、せっかく来たので勿体ない根性を抑えきれず鳥居塚の駐車場まで行ってしまう。週末は人が多くて入る気にもならないが、平日は誰もいなくて良い。
ここまで来たら売店にも行きたいところだが、さすがに時間の問題があるので諦めて帰る。別の道で帰りたいところだが、最速ルートを選ばざるを得ないため、主義に反するが来た道を帰る。
伊勢原大山ICから新東名に乗る方が早いが、昼過ぎの伊勢原〜平塚エリアは空いているようなので、わざわざ有料道路を使うまでもなさそうだ。県道で延々海沿いまで下る。その後もさほど混むことなく、所定の時間に帰宅することができた。
所用を済ませ、微妙さ加減を払拭すべく温水プールに泳ぎに行くと、プールサイドからペースクロックが撤去されていた。これではいったいどのぐらいで泳げたのかわからないではないか。結局またしても微妙を重ねてしまった。
そんな微妙さ極まる1日の締めは天ぷらにした。
これは先日買い替えた大きめの天ぷら鍋のおかげで悪くない出来だったので、最後にようやく微妙さを振り払うことができた。
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