伊那路弾丸日帰りツアー

先日のステアリングラックマウントブッシュ交換のついでに軽く見てもらったミシミシ音(再発版)。

音の原因ははっきりしないものの、とりあえずボールジョイントからのグリス漏れがあり、どうせそれをやるならサスペンション周りのブッシュ類を一式変えた方が…という話になったが、実は以前からブッシュ交換は長野県の伊那路にある永田自動車(遂に本格営業開始)にお願いする口約束(?)をしていたので、その話を進めることにした。

至近では10/5入庫が都合が良く、その後はしばらく別件があるので11月以降になる、という状態だったので、10/4,5のバイクツーリングの予定を変更して10/5入庫にした、というのは前述のとおり。

そして、せっかく長野まで行くならついでに…ということでソロ活動ではなく家族総出で向かうことになった。ピアッツァに3名乗車というのは、自宅近辺で緊急時に限ってやったことがあるが、そんな遠くまで行ったことがない。妙な緊張感が伴う。

とはいえソロでは何度も行ったことがある場所なので、行くこと自体は特に問題はない。ミシミシ音以外に不具合もない。給油と空気圧調整を済ませた上で、一応フロントガラスに撥水コーティングをしたり、トランクの荷物を下ろしたり、といった程度のことだけしておく。

当日は10時半到着予定だったので、それに向けて5時半に出発する。予報通り天気は雨。

天気予報が冴えなかったのが幸いしたのか、中央道の渋滞は大したものではなかった。しかし談合坂、初狩、釈迦堂といったSA,PAはなかなかの混み具合でスルーせざるを得ず、ようやく休憩できたのは双葉SAだった。

韮崎付近での工事渋滞を避けるべく双葉SAのスマートICで降り、須玉ICから乗り直す、という毎度のパターンで先に進み、諏訪ICで降りてR152で杖突峠を越えて伊那に向かった。このR152はいい感じの抜け道なので、走り重視の車やバイクもそこそこ多い。

伊那市街地に入ったところで給油し、目的地の永田自動車には予定通り10時半に到着した。無事入庫完了だ。

まだ午前中だが、本来の目的はこれで完了。ここから先はオマケの観光。

代車のESSEを借りて乗り込む。背の低い2ドアのピアッツァより、普通の軽自動車の方がよほど居住空間が広くて快適だ(トランクは狭いが)。そのまま近くのスーパーに向かってテンホウのタンタンメンを買う。以前ISUZU MTGの帰路でも寄ったので勝手知ったる場所だ。

続いてはグリーンファームという産直に向かう。

こちらは単なる産直ではなく骨董品やらリサイクル品やら動物園やら、何でも屋の様相を呈しているが、産直店としてもかなり面白い。

このあたりは見て楽しんだだけで、ごく普通にローメンや野菜、昼飯のおにぎり(これも変な具材が多い。ししゃもとか。)、大学いも(何やら有名らしい)等を購入した。

また別の産直に寄って追加の買い出しをしてから、箕輪町にある赤そばの里に向かう。無料駐車場に停めてしばらく山道を歩くと、突然視界が開けて蕎麦畑が広がっている。これはなかなかすごい光景だ。

片隅のベンチで買った昼飯を食い、しばらく散策した後、別の公園に移動しようとしたら雨が降り出した。仕方がないのでかんてんパパガーデンで適当に過ごし(自分だけ昼寝)、さらにツルヤ伊那福島店に移動し、最後の買い物をした。

この買い物を終えた時点で既に18:00近く。これから帰ると早くても22:00ぐらいだろう。珈琲とガムを買って帰路に着く。さすがに帰りは杖突峠はやめて素直に伊北ICから中央道に乗る。時間が遅かったせいか、天気が悪くて人が少ないからか、幸い小仏トンネル渋滞は解消していた。境川PAでのワンストップだけで寒川南ICまで向かい、程近いサイゼリヤで晩飯を済ませる。3速ATのESSEが雨の高速道路でどのぐらい走るか不安はあったが、思いのほか普通に走ってくれた。

寒川から茅ヶ崎の中心部を抜けてR134に出て、あとは普通に走って帰宅した。案の定帰宅は遅くなったが、遊ぶ時間を長く取ったので仕方がなかろう。

こうして日帰り弾丸ツアーは終了。ソロツーリングだったら普通にありえる距離ではあるけど、家族旅行(?)でこの距離を日帰りというのはあまりない。できなくはないけど、遊ぶ時間を考えると、日帰りはやっぱり山梨県ぐらいが限界なのかもしれない。