逗子海岸で発生したトラブルにより走行不能となり、レッカー車で工場に運び込まれたピアッツァ。
原因は予想通りボールジョイントで、どうやらベースに圧入されたボールが抜けてしまったようだ。決して発生してはならないトラブルの部類だ。サーキット走行のように限界まで追い込んだ際に発生することがあるらしいけど、今回はただ単にまっすぐ走っていただけ。装着していたボールジョイントがハズレ部品だったと思うことにした。運が悪かったと思うしかない。
某所からの支援により、翌朝に中古ボールジョイントが提供され、それを仮装着して、少なくとも工場内で移動できるようになった。これで一安心だ。
さてこれからどうするか。取り得る手段はいくつかある。
- 借用した中古ボールジョイントを購入して、これで終わりにする
- 壊れた左ロアボールジョイントだけ海外製汎用新品に入れ替える(純正の1/10の価格)
- 壊れた左ロアボールジョイントだけ純正新品に入れ替える
- 左右ロアボールジョイントを…(同上)
- 上下左右ボールジョイントを純正新品に入れ替える
ベストなのは最後の「上下左右純正新品」だ。海外互換部品は少なくともアッパー側の耐久性に問題があることはわかっており、頻繁に交換するぐらいなら純正品を長く使った方が工賃面で有利だし、品質面でも純正が安心だ。今回はこんな事態が発生し、その割には軽症で済んだのだから、ここは投資すべきだろう。ほぼ迷うことなく「上下左右純正新品」を選んだ。
早速部品の見積と在庫確認を依頼する。こちらはすぐに結果が出て、在庫ありとのことだった。
以前調べたのでわかっちゃいるけど純正部品は高価だ。しかし、今回ばかりは価格度外視、品質最優先でいく。
方針は決まった。部品もある。あとは作業を待つだけ…なんだけど、こればっかりは工場次第だ。工場にも暇な時、多忙な時があり、現在は年末ということもあり超多忙のようだ。そんなところに緊急対応で持ち込んだので、ただひたすら順番が回ってくるのを待つだけ。
これは年明けかな〜と思っていた年の瀬の土曜日、大掃除をしているところにSMSが届いた。ついに作業に着手したようだ。
土曜日中に作業は終わらなかったようで、つまり翌日の某オフには間に合わず、Kで向かったのは前述の通り。その帰り、日曜日なので基本的には休業日だとわかっていつつ一応様子を見に行ってみると、なんとなく予想していた通り営業(作業)していた。ただ、業者の方が訪問されていて話し込んでいたので、何もせずスルーして帰宅した。
さらにその翌日、横須賀のショッピングモールでダラダラしていたところに電話が入った。作業は一通り終わり、これから試運転をするとのことで、引き渡しは本日中・翌日・翌年どれでも対応可能とのこと。
翌日は予定があって行けないし、別に翌年でも困らないけど、できれば今年中に手元に戻ってきた方が気分がいいので、夕方に引き取りに行くことにした。
元々そんな予定じゃなかったので、年内最後の買い出しを急ピッチで終わらせて帰宅し、電車と徒歩で工場へ向かった。
緊急入電に伴い電車で港北方面へ向かう pic.twitter.com/rJgo9pQCKC
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駅から歩くこと約25分。工場に着くと、作業場にピアッツァが鎮座していた。何の関係もないボンネットが開いているのは、弱ったバッテリーを充電しているため。ありがたい。
話好きな社長さんと色々話し込んでしまい、作業の邪魔をしてしまった。今回は車検も近いので一旦引き取るけど、他の作業としてボンネットの塗装、以前(たぶん15年ぐらい前)修理してもらった運転席側屋根部分の錆の再処置を今後時間が空いた時(っていつなのかは誰もわからない)にお願いすることになった。
さて、およそ1ヶ月ぶりの搭乗だ。乗り始めてすぐにわかるのは、ステアリングの軽さだ。以前に比べると明らかに軽い。当時は気づいていなかったけど、以前のボールジョイントはそれなりに劣化していたか、壊れかけていたのだろう。ボールジョイント以外に何も変えていなかったのだから、それが原因だと言わざるを得ない。
トラブル時に約5時間ほどアイドリングさせ続けていたため、どの程度ガソリンを消費したのかよくわからない。前回復調気味だった燃料計は今回は不調で、全く動かない。残量がさっぱりわからないので給油しておく。
思いのほかガソリンが残っていた(燃費に影響していなかった)。何事もなければ9km/L程度だっただろうから勿論悪化はしているけど、思ったほどひどくなかった。アイドリングストップによる燃費改善幅なんてたかが知れているということだ。
年末の夜で空いている一般道をダラダラ走っている分には、何ら違和感がない状態だった。念のため自動車専用道路を1区間だけ走ることにして、クソ高い横浜横須賀道路の朝比奈から逗子まで乗る(これだけで260円もする)。
数kmしか走っていないので何とも言えないけど、高速走行もまったく問題なく軽快に走る。完全に結果論だけど、ブッシュ交換時点でボールジョイントも純正新品に交換しておくのがベストだったのだろう。
帰宅後、壊れたボールジョイントを確認する。
ベース部分にボールを手で押し込んでみても、もちろん入らない。ハンマーで叩いたりすれば入るのかもしれないけど、いまさらそんなことをやってもしょうがない。少なくともボールはそうそう簡単には出てこないはずで、どうして出てきてしまったのかさっぱりわからない。
ちなみに、それ以外の壊れていないボールジョイントをグリグリしてみると、どれも微妙にゴリゴリしていて動きは若干渋い。以前購入した未使用新品をグリグリした時のことはよく覚えていないけど、こんなにゴリゴリしていなかった気はする。このせいでステアリング操作が若干重かったと考えると一応納得はいく。
ま、それを追求したところで今更どうにもならない。とりあえず自分の中では、ボールジョイントは最重要レベルの消耗品に格上げしておいた。
無事の帰還を祝って、晩飯は手巻き寿司にした。
年内もう乗る予定は無いけど、やっぱり帰ってくると気分がいい。













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