n回目のフロントフォークオイルシール交換

ほんの1年半前に交換したばかりのフロントフォークオイルシール。どうせまたすぐに駄目になるんだろう、とか書いたらホントにあっという間に駄目になった。つまんないところで品質が安定してるな。

四国ツーリングの時点で既に微妙で、その後何回か積み重ねた日帰りツーリングでじわじわ悪化し、先日の信州ツーリングで完全に駄目になった。

だめだこりゃ

エンジンオイルフィルターと同程度の距離で駄目になるんだから話にならない。交換作業時間のかかり具合は3倍ぐらいあるのに。

交換間隔短かすぎ

文句ばかり言っていてもしょうがないので交換する。

いつもは交換せず使い回すオイルシール抑え用のCリングがサビサビだったので交換する。これはモノタロウに注文した。時間はかかったけど国内純正品価格・送料無料(3500円以上なので)なのは良い。

オイルシールは随分前に買ったものが手元にある。前回装着したマルゾッキの純正品は案の定すぐに駄目になったので、今回は社外品を使う。

社外品オイルシールと純正Cリング

そしてフォークオイルは前回と同じくYAMALUBE G-15を使う。特に違和感がなかったのと、前回の残り分と混ぜられるので。

そんなわけで朝っぱら作業を始める。原チャリや電チャリを外に出して場所を確保する。

なにげにこれが面倒

作業自体は、もう何度もやっているのであまり迷うこともなく進められる。センタースタンドを立て、フロントフォークのドレーンボルトを外してフォークオイルを抜く。

先にやらなきゃいけないのを忘れていて慌ててやった

フェンダーを外し、スタビライザーやらキャリパーやらのボルトを外し、キャリパーを外し、エンジンの下からジャッキアップしてフロントを浮かせ、アクスルシャフトを抜き、フロントホイールを外す。

見飽きた光景

ちなみにブレーキパッドの残量はせいぜい1mm。どうみても交換時期だけど、手持ちの部品がなかったので先送り。

ここまではいい。次のフロントフォークのボトムのキャップボルトを抜くのに毎度苦労する。やたらと固かったり、ネジ自体は外れたのに出てこなかったり。今回は若干固かっただけで、ピアッツァのエンジンオイルドレーンボルトと同じく延長パイプを使って外した。比較的簡単に終わった部類だ。

はずれました

外れたアウターチューブの頭にある錆びたCリングを外し、駄目なオイルシールを外す。このへんはどうせ捨てるので雑にやっても問題ない。外してみたら、やたらと汚かった。

随分汚ねえな

Cリングとオイルシールももちろん汚い。

新旧比較

それなりに掃除をして、新しいオイルシール、Cリングの順に押し込む。

オイルシールを打ち替えたアウターチューブをインナーチューブに差し込み、下からボルトで止める。ここで一旦作業を中断し、別件を済ませた後に再開する。午前中で終えたかったけど、やっぱり2時間半じゃ無理だったか。

別件完了後に作業を再開。反対側も同じようにやるだけ。ボトムのボルトを規定トルクで締め(これを忘れると酷い目に遭う)、ホイール、ABSセンサー、キャリパー、スタビライザーと装着していく。

諸々取り付け終わってからフォークオイルを入れる。右400cc、左350cc。なんで違うんだろう。

計量カップなので分量は正確にはならない

ドレッシング容器に入れ替えてからフォークに注ぐ

その後、フロントフォークの芯出しをして、各部のボルトを締め直し、フェンダーを固定したところで本日の作業は終了。なんだかんだで結局4-5時間かかってしまう。もっと慣れて迷わずやれば2時間半ぐらいなんだろうけど。

作業完了記念…というわけじゃないけど晩飯は焼き鳥。

翌朝、時間の都合でやらなかった規定トルクでの増し締めをして、軽く三浦半島を走る。もちろん問題ない。

帰宅後、エンジンが温めっているうちにアイドリングを調整して少し回転数を下げた。信州ツーリング中、少々アイドリングが高くてウザかったので。

これもだいぶ飽きた

これで適正回転数になったのかはわからない(ちょっと低すぎたかもしれない)。いい加減落ち着いて欲しいところだ。

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