引き取り&フルーツライン試走

預けたものは引き取らねばならない。2週間前に預けたピアッツァを、前回(1年前)と同じく山梨の桔梗屋工場で引き取ることになった。

原因がよくわからなかったので、問題解消にどのぐらい時間がかかるのかもわからなかったけど、結果的にはスタビライザーのブッシュに注油しまくったら直ったっぽいとのこと。思っていたより早く解決した。同じようなことは自分でもやったけど、あれは外さずに隙間からチョロチョロやっただけだった。もっと激しく注油していたら実は直っていたのかもしれないってことか。まあそれは結果論だな。自分じゃわかるわけがない。

ちょっとだけ早起きして、普段の買い出しにそこそこ使った代車Esse号をざっと洗車した。綺麗だったら何もしなかったけど、最近の強風のせいで随分砂埃をかぶっていた。洗車ぐらいするのが人の道だろう。

洗車を終え、荷物(カメラと土産用保冷バッグ程度)を積んだEsse号で山梨に向かう。伊那から帰ってくるときもケチ臭く帰ってきたけど今回も同じだ。一般道で桔梗屋工場へ向かう。

先週もKで来たな

どうやら東名高速が事故渋滞のようで、回避した車がR246に流れることが予想されたので、大井松田IC手前で別の県道に逸れ、開成町のあたりを抜けて山北でR246に合流する。この先はさほど混んでいない。淡々と走って須走、山中湖、富士吉田、御坂峠を経て所定の場所に着く。

出た時は快晴だったけど山中湖まで来たら曇天だった

桔梗屋工場内にある食堂で天ざるそば(なんとおかわり自由)を食い、別棟のアウトレットで土産物を買う。

前回はやたらと混んでいたけど今回はガラガラ

天ざるうまい

アウトレットはだいたい半額

普通の信玄餅のアウトレットは無かったので定価で買う

永田自動車には別のピアッツァが入庫するとのこと

引き渡しの儀はこれにて完了。せっかく山梨まで来たので、これまた前回と同じく快走農道フルーツラインを走ってギシギシ音の解消っぷりを確認することにした。

その前にスーパーで地場の土産物を買っておく。

そしてフルーツラインに向かう。去年も来たし、2週間前も来たので、なんだかやけに道に慣れている。特に迷うことなくフルーツラインに入る。ちなみにギシギシ音はたしかにおさまっていて、ごく普通に走れている。

ここまで来る時に通った御坂峠付近の紅葉が綺麗だったので期待していたけど、フルーツライン方面も同じく綺麗だ。ただ、いざ写真に撮ろうとするとなかなかうまくいかない。快走農道にありがちだけど、停められる場所が極めて少ない。あったとしても景観的にはパッとしないことが多い。フルーツラインの東側の終点近くになるとそこそこ良い場所があるけど、西側はあまりない。去年も走ったのでそれはわかっている。

遠目に見ると山々が綺麗に紅葉している

そこそこ眺めの良い場所

撮影スポットを探しに脇道に入る

まあまあ良いけど金網が邪魔だな

前回も撮影した脇道に立ち寄る

葡萄畑の黄色い葉っぱもなかなかいい

その反対側は良い眺め

フルーツライン沿いのほったらかし温泉やフルーツ公園はさっさとスルーして先に行く。フルーツライン自体は停めようがないのは相変わらずなので、良さげな脇道に入って遊ぶ。

ほぼオレンジな場所に出る

反対側から見るのもなかなかいい

そのまま進むと、フルーツライン西側で唯一といっていい展望台に着く。眺めは良いけれども、クルマ撮影的にはパッとしない。

どうにもこうにもうまく撮れない

どうしようもないので先に進む。たまに道幅が広くて路駐が邪魔にならなそうな場所が現れる。

こっちの方がぜんぜん良いじゃん

さらに進むとフルーツラインの山岳区間は終わり、また農村地帯に戻る。そこに毎度停める駐車帯がある。

平地に降りてきた

柿の実がいい雰囲気を出している

ちょっと進むと背景が桃の木になる

さらに先に進むと「牛奥みはらしの丘」に出る。ここは上段と下段があるけど、撮影的には下段の方がいい。雲が目立つけど、その中で光がさす場所がなかなかいい。

後光が差している

さらに進むと別の撮影スポットがある。このあたりは撮影スポットに事欠かない。

このあたりはいい具合の曲線が続く

晴れていれば南アルプスがよく見えるんだけどね

ここまで走ってきたけど、たしかにギシギシ音はしない。スタビライザーのブッシュで正解だったんだろう。

いったんR20に出て、みやさか道を通って御坂みちに向かう…途中で、Googleさんが知らない道に案内したのでそちらに行ってみると、たまたま雲の隙間から夕陽が顔を出したこともあり、あたりがオレンジ一色になった。

果樹林がオレンジに染まる

はじめてきたけど良い眺めの場所だ

みやさか道に戻る

そろそろ日が暮れる

時間的にもう限界だな。そのまま御坂みちに入り、すぐそばのGSで給油して御坂峠越えをする。御坂トンネルまでの上り坂は楽しいからいいとして、一転して退屈なトンネルと流れがあまりよくない下り坂で急激に眠くなり、降りきったところにある道の駅的な施設の駐車場で仮眠をとる。

15分睡眠でスッキリ回復する自分にしては珍しく30分近く寝てしまったらしい。気づいたら周りは誰もいない。そして入り口は閉鎖されている。一瞬焦ったけど別の出口は開いていた。

富士吉田市街地、山中湖を抜け、籠坂峠、須走、R246と疾走する。途中でラーメンを食うつもりだったけど昼飯が多すぎて腹が減らない。どうでもいいけど、なぜか燃料計の調子が良く、ほぼ正確な値を表示し続けている。寒いのが好きなのだろうか。思い起こしてみれば、これが何かの前兆だったのかもしれない。

普段はあまり見られない光景

結局ラーメンは食わないままR134を東に進む。帰宅後にカップラーメンを食うべきか否か、もし食うなら何にするかをぼんやり考えながら逗子海岸沿いを走っていた時に突然それは起こった(つづく)。

撮影について

前週・前々週と同じカメラ・レンズの組み合わせ(Z5 + Z 24-200mm, Z 50mm/F1.8, TTArtisan 75mm/f2)。前週とは違って50mmの出番が多かった。200mmまで使うことは稀だけど、100mm以上を使うこともたまにあったので、やっぱり結果的に便利ズームは持ってきておいてよかった。

快晴だったのは往路だけで、フルーツラインの後半からは薄暗くなってきてしまったので、全体的に暗い写真が増えた。先日購入したDxO PhotoLabは、暗い写真を明るく仕立てる作業がしやすい。純正ソフトにはない飛び道具的な機能があるので助かっている。投資回収しなきゃいけないので積極的に使おう。

「引き取り&フルーツライン試走」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: アスファルト ロアアームを傷つけながら | sabitori.com

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