BMWモーターサイクルには、ずっと昔から純正オプションでグリップヒーターが提供されている。昔乗っていたK100RSには装着されていたので、たま〜に使っていた。無いよりはだいぶマシだった記憶がある。そして、残念ながら今のK1100RSには装着されていない。
このグリップヒーターは後付けも可能だけど、まず部品代が数万円、装着作業もかなり面倒だ。何せハンドルバーからしてグリップヒーター専用品だ。今後あと何年乗るかわからないKにそんな大それたことをする気がしない。
とはいえ、先日の西伊豆ピストンツーリングの帰路はかなり手が冷たくてうんざりしたので、何かしら対策をしたい。今時は電熱グローブなんてのものあるのか〜、とか思いつつネットを徘徊していると、安物の後付けグリップヒーターを発見した。
この手のものは昔からあるけど、そこそこ(1万円弱)の値段だった記憶がある。それに対してコレは見るからに安っぽい中華品とはいえ2480円。衝動買いしても許される価格だ。
そして、最近はUSB電源のものが多い中で、コレは12Vバッ直だ。発熱させるものがUSBの5Vでは心許ないので12Vの方がいい。
というわけで注文した。届いたモノを試しにバッテリーに繋いでみた。5秒程度で熱くなる。
不良品ではなさそうなので装着する。
とは言っても大してやることはない。タンクの下にテキトーに配線を通し、バッテリーの+端子側に赤い電線のU端子を挟む。黒い方は、バッテリー端子を外すのが面倒(場所が狭くて作業しづらい)ので、ECUの固定ネジからアースを取ることにした。ここはバッテリーからバッ直の線が純正で繋がっているので問題ないはずだ。
配線の先にあるスイッチはとりあえずETC車載器に両面テープで貼り付けた。そこからさらにヒーター部へ伸びている配線は無駄に長いので適当に折りたたんでハンドルとメーターの間に押し込んだ。
そしてヒーター部をグリップに巻き付けてマジックテープで止める。マジックテープ部にはヒーターがないので、熱くなる場所と手のひらが接するようにするには多少のコツがある。
実際にスイッチを入れて握ってみると、走っていないからかもしれないけど十分に熱い。少なくとも何もないよりは格段にマシだろう。そして、ヒーター分だけ太くなったけど、さほど違和感はない。
とはいえ、この安物はやっぱり安いなりの出来で、ヒーター部から出ているフラットケーブルみたいな配線はどうみても耐久性がないし、ヒーター部と配線の間にあるコネクタは、そのへんのACアダプターみたいなコネクタで、防水性なんてこれっぽっちも考えられていない。
そして何より、意図的にバッ直にした(ETCやUSB電源をとっているポジションランプ配線に一緒に紛れ込ませるのは気が引けた)ので、誤ってスイッチをオンにしたままにしていると簡単にバッテリーが上がる。
というわけで色々と問題はあるけれども、全ては安いからで片付けられる。あとは使ってみてのお楽しみ。






