ギャラードよ、もっと怒れ

案の定というか何というか。ギャラードが怒ってしまった。

横浜ギャラード移籍志願、巨人示唆

横浜の昨季の守護神エディ・ギャラード(33)が、移籍を志願した。8日、成田着の航空機で来日。メジャーから復帰した佐々木主浩投手(35)が今季の守護神になるのが確実になったことを受けて「もちろんクローザーをやりたい。抑えが必要なチームにいきたい」と話した。移籍希望先として「みんなが良く知っているところ」と巨人を示唆した。ギャラードはこの日深夜、キャンプ地沖縄入りし、球団側がセットアッパーにこだわる場合は「複数年契約」を要求する姿勢も示した。

そりゃ怒るよな。クローザーの人たちはプライドが高いっていうし。巨人云々は、金がどうのこうのというより、働く場があるからだろう。巨人にはまともな抑えがいないのは誰の目にも明らかなんだし。
特にやばいのはスポニチの記事に書いてあるこの手の話。

成田空港に降り立ったギャラードの表情は明らかに怒りに満ちていた。佐々木の復帰で注目されていたセットアッパーへの転向。出した答えはやはりノーだった。「セットアッパーは自分の役割ではない。横浜で2年間クローザーができると聞いていた。自分は変わっていないが球団が方針を変えてしまった。契約が違う」

クローザーで契約したなら、それを全うしてやらないと。そりゃ、プライド云々以前に、そういう契約したなら怒って当然。そんなことはすっかり忘れて佐々木獲得に走って、無事契約して浮かれている大洋球団も現場も、国際標準、特に米国的契約社会から見たらちょっと常識に欠けている。
山下大輔は2人を競争させて云々と言っていたが、既に小谷コーチが勝手にクローザーは佐々木と言い切っているから余計に困る。もしそうするなら、ちゃんと交渉して契約し直せよな。ギャラード本人は複数年契約ならセットアッパーでも交渉することは可能だって言ってるんだから。逃げたり、適当な扱いするんじゃねえぞ、大洋球団。
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さて、どっちをとりますか?