ここはどこの北海道?

せっかくオイルを替えたので、ダートに行ってみた。

本気で行くならせいぜい秩父あたりまで行かないとダメなんだろうけど、16号をひたすら北上するのがメンドクサイので近場の富士山近辺で済ますことにした。

調べてみると、いわゆる「林道」で、且つダートがあり、走行可能である道は極めて少ないらしい。しかし、富士山の東側に広がる自衛隊演習場のフラットダートを走ってしまうことが可能らしく、そっちの方がよっぽど面白そうだ。

とはいえ、地図を見たところで「ここが自衛隊演習場の入り口です」「ここは走行可能です」なんていう情報があるわけもないので、行き当たりばったりで行ってみることにした。

とりあえず、富士山須走口に向かう「ふじあざみライン」の中腹からアクセスできる可能性があったので、そこに行こうとすると、なんとチャリンコレースのせいで通行止め。実に運が悪い。

仕方なく一旦山中湖に抜け、Touch DiamondにインストールしたSuper Mapple Digitalを見ながら怪しい道に手当り次第に入ってみると、遂に自衛隊演習場の看板が現れた。事前調査によれば、この看板があっても侵入している人が多数なので、構わずそのまま進む。

IMGP1979 人の気配がまるでない道

数キロにわたって、1.5車線の舗装路が続く。たまに木々の写真を撮ったりしている一般人の車と遭遇する。この道はもはやSuper Mapple Digitalにも載っておらず、一体どこに向かっているんだか見当もつかない。そのまま走っているうちに、林道の入り口が現れた。この先がどうなるか見たい気持ちもあったが、それを抑えて林道に入る。この林道はそこそこ整備されているようで、路面状態は良好。

IMGP1990 走りやすい

約4kmちょっとのダートが終わると、そこは閉ざされたゲートであった。周辺を眺めてみると、先達のオフ車が林の中を無理矢理抜けた跡があったので、それに従って抜ける。

ゲートを抜けたところにある道は、どうやら滝沢林道らしい。残念ながら舗装路だ。そのまま上方に向かったが、4合目あたりでゲートに遮られてしまった。仕方が無いので来た道を下り、暫く行ったところで侭下林道に入る。こちらは3km弱のダート。先ほどの林道よりは荒れているが、それほどでもない。これを抜けると中の茶屋に出る。

一休みしつつSuper Mapple Digitalを眺めると、ちょっと行ったところで自衛隊演習場に入れそうな道があった。そこまで行っていると、ゲートは開いていた。当然入る。いきなりダートだ。

IMGP2047 IMGP2048

2km弱ぐらいのゆったりしたダートを抜けると、そこに現れたのは、もうとにかくだだっ広い空間。そこに広がるのは、草原と砂利のフラットダートだけ。広すぎて、どうしていいんだかよくわからない。しかし、どういうわけかこの道はSuper Mapple Digitalに載っているので、一応どこに繋がっているかは判る。

IMGP2007 途方に暮れる

とりあえず、走る。あまりにも広いので、思わずそこそこのスピードで走ってしまうのだが、砂利のせいで真っ直ぐ走るのにも意外と苦労する。コーナリングにも慣れていないので、たまに曲がりきれなくなりそうになる。それにしても、広い。いつまでこの道は続くのだろうか。これはもう、完全に北海道だ。

IMGP2026 眼下に広がる山中湖

IMGP2051 北海道以外の何物でもない

途中で「中央道」なんていう看板が現れる。中央自動車道のことだと思ったら、この演習場の中央の道、らしい。他にも「戦車道」だとか、色んな看板が現れる。そんな物騒なところなのに、一般人は敷物を広げて宴会モードでピクニックをしていたりする。何なんだ、ここは。

その後も何度かコケそうになったりしつつ、演習場を一周した。そろそろ飽きてきたので国道に戻り、吉田うどんを食べる。肉うどん400円也。

IMG_1070

その後は紅葉台、鳴沢林道、軽水林道、富士林道と進むが、舗装化が激しくてダートは紅葉台と軽水林道の一部だけ。寒い上に、ガスっていて富士山もろくに見えず、ガッカリ。富士林道の終点がたまたま中の茶屋で、例の演習場入り口に再度来てしまったので、気分直しに、もう一度フラットダートを走りに突入してしまった。

その後は三国峠から松田、国府津と経由し、気持ちよい疲れとともに帰宅。走行距離は約300km。いや〜これは実に良いツーリングコースだ。気に入った。こういうところを走れてこそセローを買った意味があるっていうもんだ。下駄代わりにばっかり使っていては勿体ない。ちなみに、安物エンジンオイルは極めて好調だったが、4合目あたりから顕著に現れるエンジンの息つき症状が気になるところ。