このところほっぽらかしだったセローのエンジンオイルを交換した。
使ったオイルは、MOBILの安物とCASTROLの安物が半々のブレンド。好きでブレンドしたわけではなく、MOBILのものが500ccしか残っていなかったから、というだけの話。
走行距離は15,878km。
作業を終えて、試運転がてら出かけようとして走り出すと、すぐにブレーキがスカスカなことに気付く。そういえば、GWに出かけた時もやっぱりスカスカで、ブレーキオイルを注ぎ足してから出かけたのだった。そんなのすっかり忘れていた。
道路脇にセローを停め、念のためパッドを見てみると「もしも車検があるなら通らないかもしれないけど、今すぐに変えなきゃいけないほどではない」というレベル。とはいえ先日オイルを注ぎ足したばっかりなのに、もうこんなスカスカになるのは気持ち悪い。どうせならブレーキオイルもパッドも新品にした方が良いように思えてきたので、そのままNAPSに行ってパッドを買ってきた。こだわりは全くないので、この日一番安かったDAYTONAの赤パッドにした。
さて、帰って直すか・・・と言いたいところだが、NAPSからの帰り道は簡単ではなかった。ブレーキのスカスカ具合がより一層酷くなっている。辛うじて止まるぐらいにしか効かない。エンジンブレーキとリヤブレーキをフル活用しながらどうにかこうにか帰る。新しいエンジンオイルのフィーリングなんぞを確かめている余裕は全くなかった。
まあ何はともあれ帰宅できたので、キャリパーを外して、パッドを外して、マスターシリンダーを開けて・・・とやっているうちに、変なところにブレーキオイルが溜まっていることに気付く。
どこから漏れてきたのかわからないが、とにかく溜まっている。もしかしてスカスカな原因はこれなのか? ガラス部分を爪で押してみると、ジワーッとオイルが漏れてくる。こりゃダメだ。なんでこんなところが壊れるんだ。いくら20年以上前のバイクだからって、壊れていいような場所じゃないだろう。これじゃどうしようもない。少なくとも今週末はセローには乗れない。そう思うとドッと疲れが出る。
こればっかりは放置しても直らなそうなので、オークションを物色してみたが、意外と高い。オンボロなものは安いが使う気にならないレベルのものだし、まともそうなのは高い。仕方がないので新品価格を調べると、俺のセロー225の純正品は10,000円越えなのだが、そのままポン付け可能なセロー250のものは6,000円ぐらいらしい。これならオークションのものより新品の方がいい。早速部品番号をメモして、ピアッツァでYSP茅ヶ崎に向かう。
部品を注文し、前金で6170円を払う。水曜日には届くそうだ。実は今日の午前中に頼めば明日には届いたらしい。こんなところまでついていない。
気晴らしというわけではないが、せっかく茅ヶ崎の中心部まで来たので、ついでにホームセンターに行ってみると、駐車場にS12シルビアRSが停まっていた。
珍しいので思わず隣に停めて、勝手に写真を撮ってしまった。
最後に少しだけいいことがあった、と思うことにしておく。