ライブドア 横浜ベイスターズの筆頭株主へ
ニッポン放送を傘下に収めたものの、最終目標であるフジテレビとの交渉に行き詰まりを見せているライブドアが、一発逆転を狙っている。ニッポン放送が所有しており、今後ライブドアの所有となることが確実な横浜ベイスターズ株を買い増し、昨年果たせなかったプロ野球への参入を果たすべく、親会社であるTBSに対し、売却を働きかけている模様だ。
昨年のプロ野球参入騒動では、楽天との競争に敗れ、後から出てきたソフトバンクが参入と、終わってみれば完敗だったライブドア。先を越された両社に追いつくだけではなく、両球団が成しえなかったセ・リーグへの参入によって雪辱を果たす考えだ。
将来的にはセ・リーグそのものを買収し、巨人(読売新聞社)、ヤクルト(フジテレビ)といった各球団の親会社をまとめて傘下に入れ、「フジテレビとTBSの融合」も視野に入れているようだ。
尚、横浜ベイスターズは昨年まで3年連続最下位であり、この先数十年にわたって優勝が期待できないことが懸念されているが、ネットとプロ野球の融合によって乗り切る構えだ。
また、開幕直前に発覚した横浜の主砲・多村の発熱については「想定の範囲内」と述べるにとどまった。