何の因果か、うちの会社の親会社(いつの間にか親会社になっていた)のラグビー部、日本IBMビッグブルーの試合を見に行くことになってしまいました。*1
最初からビッグブルーの試合を見に行くつもりだったわけではなく、サントリーの試合を(これまた、たまたま誘われて)見に行くはずだったのに、偶然同じ日にビッグブルーの試合もやっていた、というだけの話です。そもそもそんなに真面目にラグビーやってること自体知らなかったです。子会社には試合の案内も来ないし。
ちなみに試合前の時点で、ビッグブルーは4戦全敗。正直言って、弱い。
というわけで、期待しないで秩父宮ラグビー場へ向かいました。
なんか渋い
トップリーグの試合とはいえ、大して人気があるわけでもなく、スタンドはガラガラ。一部のネエチャンの奇声(声援とも言う)が非常に目立つ。往年の川崎球場を思い出させる雰囲気。
そろそろ試合開始
試合開始早々、ビッグブルーが相手ボールを奪い、そのままトライ。幸先が良い・・・と思ったら、楽勝に見えたキックを外す。
これが外れた
その後もビッグブルー、相手の福岡サニックスブルースともにミスが目立ち、やっぱり下位チーム同士の試合だなあという試合展開。とにかくノックオンがやたらと多くて試合が締まりません。しかもビッグブルーは、ラインアウトを取られまくってしまい、折角得たゲインをあっという間に失うことの繰り返し。
そんな試合ながらも、一応一進一退の攻防を繰り返しており、それなりに見応えはある試合展開ではありました。後半の中盤ぐらいからビッグブルーが連続トライで優勢に進め、遂に初勝利を得たのでありました。
勝ちました
正直言ってあんまり好きじゃない親会社なんですが、やっぱり勝つと嬉しいもんです。
さて、次は本来なら本命のはずだったサントリーサンゴリアス対三菱重工相模原ダイナボアーズ。三菱重工のラグビー部なんて聞いたこと無いぞ、と思ったら、やっぱり今年からトップリーグに上がってきたばかりでした。対するサントリーは名門。こりゃ、結果は見え見えか・・・
さあ開始
しかし予想に反して、序盤にダイナボアーズがペナルティキックで先制。そのまま10分ぐらいまでは互角だったものの、その後は地力の差がもろに出てしまい、社会人対大学生みたいな試合になってしまいました。体格からして違いすぎて、全く勝負になりません。諸事情あってサンゴリアス側に居たワタクシですが、いつの間にかコッソリとダイナボアーズを応援しておりました。まあ一応神奈川のチームだし、仕事上多少のつきあいもあるし、何より弱いから応援したくなるし・・・
そんな多少の応援など意味をなすはずもなく、結局は大差で試合終了となりました。後半はそれなりに試合になっていたし、意地の1トライも挙げたので、数年後に期待といったところでしょう。
大差で終了
こうして終わった初ラグビー観戦。ビッグブルーはトップリーグ残留なるのか? ダイナボアーズは1勝ぐらいできるのか? 何故か弱いモノに惹かれてしまうワタクシとしては、少々やばいものを見てしまったようです。
- 注1ちなみにBig Blueというのは米国IBMの俗称。さらに言うとIBMはInternational Business Machineの略