ある雨の日、JR130に乗って出かけようとすると、ワイパーが数ミリだけピクッと動いたところで止まってしまった。実は以前にもモーターが死んだことがあり、どうせまたモーターだろうと勝手に決めつけ、その時は別の車に乗って出かけてしまった。
うちの部品箱を探してみると、とりあえずJR130用のワイパーモーターが1つだけ出てきた。これが生きているのかどうかは、俺の部品管理が杜撰なせいで、残念ながらよく判らない。
まあ動かしてみればわかる話なので、とにかく付けてみることにした。
外から見てもよく判らん
とりあえずワイパーモーターを外して、その状態でスイッチだけ入れてみたところ、普通にモーターはグルグル回り始めてしまった。ありゃ、モーターじゃなかったのか? じゃあ何だ?
よく判らないままに分解しているうちに、ある要因に気づいた。
もしかしてコレが原因?
モーターは動いても、ワイパーアームが動かないということは、モーターとアームの間のロッドだとか、ロッドとアームを繋ぐ部分だとか、どこかが固着しているに違いない。外したワイパーアームを元に戻して、強引に手でワイパーを動かしてみる。ちょっとやそっとの力ではまるで動かない。ワイパーアームの角度を色々変えてみて力技で引っ張ると、ようやく動いた。こんな固いものが、モーターの力で動くはずが無い。どうりですぐにヒューズが飛ぶわけだ。
早速アームの台座あたりにグリーススプレーを吹いて、何度もワイパーアームを動かしまくったのは言うまでもない。それ以来、乗車前にワイパーを動かしておくのが習慣になってしまった。