元を辿れば広島のWさんが所有していた83型JR130 XEに載っていたG200WNエンジンが、巡り巡って俺のところにくることになった。
元々このエンジン、オーバーホールしてからそんなには走っておらず、絶好調だったらしい。しかし、車体自体のガタによって車そのものが部品取り車になり、エンジンだけが北関東在住のとある方の家の倉庫に、1年半ほど前から保管されていた。
しかし、いい加減邪魔だからさっさと持ち去れ、さもなければ捨てるとの号令が下った。慌てたJRE隊長は、ちょうど水漏れだの何だのでヒジョーに調子が悪かった俺のJR130と載せ替えろとゴリ押ししてきた。水など無くなったら足せば良いとか言っていた俺ではあるが、他でもない隊長の頼みなので、渋々その計画に乗ることにしたのである。
という長い長い前振りがあり、今年初めぐらいから何度か計画実行しそうになっていたものの、インフルエンザ大流行等で幾度となく延期になった。そしてようやく、3月の横オフ終了後に、北関東まで取りに伺うことになった。
途中のSA等で何度か冷却水を注ぎ、うっかりレバーを戻し忘れたために勝手に開いてしまうボンネットを押さえたりしつつ、北関東に着いたのは既に夜。並々ならぬ歓待を受けた後、エルフマンのエルフUTに6人がかりでエンジンを載せ、一時保管をしていただく東京のT氏宅(の近くの車庫)まで移動し、再びエンジンを降ろした。その頃にはもう日付も変わろうという時間になっていた。
以上、全て夜間の隠密行動のため画像無し。