PhotoStudio Xなる画像編集アプリが.macで無料ダウンロードできるようになっていました。今までは無料ダウンロードと言えばゲームだとかDropStuffだとか、全然使いもしないものばっかりだった（だから\12,800がもの凄く割高に感じた）んですが、やっと多少は実用的なものが出てきました。
（本音を言えば、こういった無料ダウンロードサービスは要らないからPantherをタダにしろと言いたい）
能書きとしてはこんな感じ。
US$79 の PhotoStudio X を無料でご利用いただけます
ArcSoft の PhotoStudio X® を使えば、クリスマスやお正月の素敵な写真を、さらに鮮やかな想い出の 1 枚に変えてくれます。平凡な写真をクリエイティブに大変身させてみましょう。PhotoStudio X® は、デジタルフォトの編集ツール。多種多様な強調処理や特殊効果などを写真に加えることができます。この使いやすいデジタルフォト編集ソフトウェアで、背景を消したり、テキストやスペシャルデジタルエフェクトを追加すれば、あなたはさながらプロのクリエイターです。
この説明だけ見るとPhotoshop級に凄いアプリケーションなんじゃないかと思ってしまいますが、タダでくれるようなものがそんなに凄いわけがありません。
なので、あまり期待しないで使ってみたら、変なところで期待に応えてくれました。
最近は半角カナが流行ってるのか？
ここだけじゃなくて、他のメニューでも半角カナの「ッ」が散見されます。どういうわけか「ッ」だけ。まあこのくらいなら微笑ましいので勘弁してあげますけど、メニューをプルダウンするたびにかなりの脱力感が襲ってきます。
さて、肝心の画像編集アプリケーションとしてはどうかというと、レイヤーが使えたり、一旦入力したテキストを後で修正できたりと、それなりの機能はあります。ちょっと画像をいじくるくらいならこれで十分でしょう。とは言ってもやっぱり値段なりの機能しかないので、あんまり大したことはできません。フィルターもそんなに面白いものはありません。
それは予想通りだから別にいいんですが、全体的に如何にもCarbonアプリっぽい古臭さを感じてしまうのがちょっとがっかり。オマケでついているファイルブラウザみたいなものは文字化けしてしまいます。「ッ」の問題といい、ローカライズ作業が極めてお粗末。一応仕事でローカライズもやってたりするので苦言を呈してみました。