iPhone有線接続操作の道を断たれた

ピアッツァのオーディオとして古いALPINE 7618Jを利用しており、そこからiPhoneのオーディオを有線接続で制御できる夢のようなアダプタを利用していることは過去に触れた通り

その時点で既にiPhoneのUSB-C端子化は既定路線となっており、実際にiPhone15から変更された。Apple社は当然のように純正のLightning→USB-C変換アダプタを発売した。

ここで大いに不安を感じたのが、将来的にiPhoneを買い替えたら、このアダプタを使って従来通りALPINE 7618Jに有線接続できるかどうか、だった。

そしてiPhone17 Pro Max購入により、その機会がやってきてしまった。

というわけで、本体購入にあわせて、このアダプタを購入した。

コレだけあっても何もできない

アダプタだけ先に届き、iPhone17 Pro Maxは数週間後に届いたので随分待たされたが、ついに試す機会がやってきた。

緊張の瞬間

ELECTRONICX社製iPodアダプタ、Apple純正30pin→Lightning変換アダプタ、そしてこのLightning→USB-C変換アダプタと、アダプタ三重連を介してiPhone17 Pro Maxを接続する。キーを捻ると充電が始まった。第一段階クリアだ。そしてオーディオの電源をオンにすると(バッテリーをカットしていたのでそうなる)、「このアクセサリには対応していません」の悲しいダイアログが表示された。

覚悟はしていたので極端なショックはないが、まあ残念ではある。

このELECTRONICX社製アダプタには3.5mmオーディオ端子があるので、iPhone側にUSB-C→オーディオ変換ケーブルをかませば、有線接続自体は維持することができる。音質重視ならコレが使える。ただ、当たり前だけど7618J本体やリモコンからの曲制御はできない。片手落ちだ。

とりあえず接続は有線にして、曲制御だけ主にバイク用として使っているBluetoothリモコンを使う手もある。実際、高速道路長時間走行時はそれを使っている。しかし接続する機器が増えると色々面倒なので、それらの常用はあまり気が進まない。

遠出の際はiPhone17 Pro Maxは音楽再生用には使わず、iPhoneSE2を使う運用を継続すると思われるので、その場合はLightning端子経由で有線接続が使える。それどころか30pinのiPhone4sも持っており、一応まだ動く。そのため有線接続自体は引き続き使用できる。

しかしそれはiPhone標準のミュージックアプリを使う場合の話で、SpotifyやRadiko等はiOSアップデートに伴ってそのうち使えなくなるだろう。

こんな感じで色々とガッカリ感が漂っていたところにAmazonのセールがやってきた。適当に眺めていた時に面白そうな製品を見つけた。

Bluetoothレシーバーとリモコンを兼ねた製品のようだ。このレシーバーから出ているオーディオ端子をELECTRONICX社製アダプタに繋げば、Bluetoothによる音楽再生とリモコン制御ができるようになる。これは便利だ。本体で制御できない残念さも、リモコン制御が可能になるなら我慢できる。

当然ながら音質的には劣化するけど、どうせ音源がSpotifyやRadikoが中心になるなら大して影響はない(最高音質ではないという心理的な残念さはつきまとうけれども)。そもそも、コレを言っちゃおしまいだけど、走行音がうるさくてオーディオの音なんてはっきり聞こえていない。

そんなわけで、このアダプタをセール価格の¥2,479で購入した。

すぐに届いた

早速試してみる。USB端子をシガーソケットアダプターに挿し、オーディオ端子をELECTRONICX社製アダプタに接続した上で、説明書にしたがってiPhoneとペアリングさせ、ALPINE 7618JのセレクタをCDにする。Spotifyの音源を再生させると、無事に7618J経由で音楽が流れた。リモコンの曲送り、音量調整も正常に動いている。

いいじゃんコレ

有線接続がもたらす優越感・安心感の代わりに利便性を手に入れた。このアダプタは2台のiPhoneを同時にペアリングさせることが可能なので、iPhone17 Pro MaxとSE2を両方ともペアリングさせておいた。iPhoneSE2利用時は気分次第で有線接続も可能だ。とりあえずしばらくはコレでいってみよう。

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