貸し切り多々戸浜

折角フルスーツを買ったので、会社をサボって伊豆の先っぽにある多々戸浜に行った。実は、サボることは元々決まっていたので、慌ててフルスーツを買ったっていう方が正しい。
ちょっとばかり寝坊して、8時前に家を出た。既に出勤渋滞は始まっており、西湘バイパスまでの道程がやけに遠い。その後の西湘バイパス、真鶴道路はガラガラだったが、そこから先の国道135号はところどころで渋滞が発生し、多々戸浜に着いた時にはもう12時近かった。
普通の車だと実に快適です
多々戸浜の波はショボかった。サーファーは3人しかおらず、しかも全然乗れていない。すぐ隣にある入田浜も見に行ってみたが、やっぱりショボい。吉佐美大浜もどうせ似たようなものだろうから、行くのはやめておいた。途中で見た白浜の波が一番まともだったような気もするが、少々人が多めだった。多々戸では3人しか入っていない。波が良くて人が多い状況と比べると、多少波が小さめでも、人が少ない方がよっぽど面白い。結局、最初の予定通り、多々戸で入ることにした。
見た目かなりショボい
波乗りをするのは、去年の9月だか10月以来。3月に入ったのは10年以上前に一度あるだけで、ここ数年は5月後半あたりからやっと海に入っている。ついこの間まで病気でヘロヘロだったせいで体力は平均以下。柔軟な素材だとはいっても、フルスーツのおかげで身体は動かしにくいことが、体力不足に輪をかける。とにかく悪条件だらけであり、まともに波乗りができるとは思えない。
あまり大きいことは言わず、素直にリハビリに徹することにした。とりあえずテイクオフくらいできればいいだろう・・・というつもりだったのだが、波がショボかったおかげで、それなりに乗れてしまった。ま、ほとんど真っ直ぐ進むだけではありますが。
傍目には膝くらいの波に見えたのだが、実際に入ってみると、セットの一番大きいもので腰くらいはあった。ただ、それは必ずスーパーダンパーなので、どうやったって乗りようが無い(乗りこなせる技量が無い)。従って、その前後にやってくる腿くらいの波の中から、極力形のいいものを選んで乗っていた。
結局、2時間半ほど海に居た。3月の多々戸浜は、沖縄級にキレイだった。しかも他に誰も居ないから貸し切り状態だったし。波は小さくても、かなりいい気分だった。
この辺りで波乗りをしたあとは、多々戸浜の信号のところにある喜作食堂でいつも飯を食っている。ここのカツカレーが美味いのだ。990円と、ちょっとお高いけど、何しろ量が滅茶苦茶多い。波乗りしまくって、腹ペコにしておかないと食えたもんじゃない。
 デカ過ぎ。
久々の波乗りで、しかも食い過ぎたせいで途中で昼寝を強いられてしまい、帰りはかなり遅くなってしまった。
おまけ。
白浜あたりにある居酒屋 平社員
この居酒屋、俺と同じくサボり癖があるのか、いつも閉まっている。開いているのを見たことが無い。