試合結果: W 5 – 5 S
帰宅早々にTVKを見てみると、誰もいないグラウンドが映っていた。大洋が3-5で負けている。ものすごい雨が降っていて、試合を一時中断しているようだ。この雨だとこのまま中止だろうと決め付けて、チャンネルを変えてのんびりサッカーを見ていた。
暫くしてTVKに戻ると、豪雨の中でヤクルトの五十嵐がマウンドに立っている。何だよ、試合やってたのか。大洋は相変わらず負けている。ヤクルトのコーチが出てきて、三塁コーチに怒鳴っている。ヤクルトナインがグラウンドからベンチに戻った。今度こそ中止だろうと決め付け、トリビアの泉を見ていた。
試合があったことさえ忘れ、スカパーのプロ野球ニュースを見ることすら忘れていた夜12時過ぎ。そのままフジテレビになっていたため、「すぽると!」が始まった。
あーそういや野球もあったな、なんて思いながら見ていると、何と大洋が追いついて、そのままコールドで引き分けになっているではないか。
何だよ、試合やってたのか。まさかあの雨で試合を続行するなんてことは考えちゃいなかった。
あそこでホームランを打つウッズも凄いと言えば凄いが、それ以前に、五十嵐のボールはもはや棒球だった。五十嵐にしろ古田にしろ「ここまで酷い雨なのに中止にしないなら、もう打たれてもいいからさっさと終わりにしてくれ」なんてヤケクソなことを、少しぐらいは考えたんじゃないか。
そして、大洋が追いついた次の回、ヤクルトの攻撃中に試合終了。
ふざけるな!
もし、8回表にヤクルトが点を取っていたらどうするつもりだったのだろう。間違いなく9回までやっただろう。そうではなくとも、少なくとも8回裏の大洋の攻撃まではやっただろう。少なくとも、8回表で終わることは無かっただろう。
スポニチにはこんなことが書いてある。
▼横浜笹川業務部長 天気予報で中断のたびに小降りになるという情報は審判団に伝えたが、天気予報だから予報が当たるかは別。土がなくなった?土はブルペンにまだたくさんあった。アルバイトの子が土がなくなったと審判団に言ったらしいが、正式に球団として伝えたわけじゃない。
おい笹川、そんな幼稚園児でも判りそうな嘘をつくのはやめろ。
ついでに、監督もダメだ。
≪山下監督上機嫌≫5点差を追いついての引き分けに、横浜・山下監督も上機嫌だった。「勝ちに等しい引き分け。あしたに生かしたいね」。先発マレンが二回に5点を失ったが、五回に3点、七回1死二塁からウッズが右越え18号2ランで同点とし、連敗を免れた。「良く打線が粘って追いついた。中断直後にすぐウッズの同点アーチ。天の味方があった」と笑顔で球場を後にした。
こんな結果で上機嫌になってしまうヤツの気が知れない。現場の人間なら、相手のことを少しは考えろ。勝ちに等しいだと? ごく普通に降雨コールドにしてたら負けてたんだよ。負けなきゃいいのか、お前らは。気力を失って、サンドバッグ状態になっていた相手に引き分けて、そんなに嬉しいのか、お前らは。
そんなに負けるのが嫌か? だったら試合開始早々に5点も取られるんじゃねえよ。ホームランを打った古木をさっさと下げるんじゃねえよ。取られたら逆転すりゃいいだけじゃねえかよ。その実力も無いくせにサイテーな手段を採るんじゃねえよ。
目先のことに捕われ過ぎて、非道な行為に走ってしまった大洋。いくら主催者側とはいえ、嘘はだめだろう、嘘は。
それと審判団よ、主催者が何と言おうが、ダメだと思ったらさっさと終わりにすりゃいいんだよ。コールドを決める権利はお前らにしか無いんだから。こんなんじゃ八百長だって言われても返す言葉が無いだろうよ。やるなら最後までやれ。やめるなら最初からやめろ。
大洋球団よ、このツケはデカいぞ。それは他球団ファンからの罵倒という形で、俺たち大洋ファンに回ってくるんだ。いいかげんにしやがれ。