カウルが無いうちにメンテナンス

せっかくカウルがないので、この隙にできることはやってしまおう、ということで、ちょっとしたメンテナンス作業をした。

まずはエアクリーナー交換。エアクリーナーを引っ張り出すためには、ボックスに吸気するためのダクトを外さないといけない(外さなくてもできるのかもしれないけど邪魔くさい)ので、カウルが無いうちにやっておいたほうがいい。

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余計なものが何も無いので簡単。エアクリーナーを外し、新旧並べて比べてみても、多少汚れている程度でしかなく、違いがあんまりよく判らない。まあ、少なくとも3万キロ以上は使ったので無条件で交換する。

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続いては、小さいくせに劇的な効果があるという噂のゴム(部品名はPROTECTION CAP)。ちなみに部品は一つ84円。3つのうち2つが割れまくりで、1つは無傷っぽかったが、3つとも換えた。これは単に抜いて挿すだけ。

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さらに続いて、某電子通行料金支払機器を取り付ける。

まずは給電するために配線を加工した。グリップヒーター用の配線を使うと良いという話を聞いたのだが、俺のK1100RSにはグリップヒーターがない。予備配線がどこかに隠れているはずなのだが、残念ながら発見できなかった。仕方がないのでポジションランプから+配線をとり、1Aの管ヒューズを挟んでおいた。-側は、タンクの下で他の配線がアースをとっている箇所があったので、同じところから取った。

ちなみにこの配線、理想を言えば防水コネクターを使うべきだと思うが、普通のギボシ端子を使ってしまった。

配線を完了し、機器を接続して動作を確認した。すくなくとも通電は問題ない。あとはコレをどこに固定するか。一体型なのでマジックテープで適当に留めておいたり、タンクバッグに放り込むという手段もあるが、悩んだ挙句、セローからステーを移植する方法を選択した。

ステー自体は、若干強引ながらハンドルバーに固定することができた。しかし、プラスチック製のハンドルカバーのような部品に切り欠き部を設ける必要がある。本来はこのカバー自体を外して加工すべきところだが、配線を抜くのが面倒だったのでそのまま強引に作業してしまった。

余計な箇所に傷がつかないように雑巾で覆い、糸鋸でガリガリ切る。この部品はそれなりに頑丈なため、糸鋸ではなかなか歯が立たない相手なのだが、他に手段もないのでひたすらガリガリする。

やっと切り終えて装着してみると、残念ながら切り欠きが足りないことが判明。またガリガリする気力が無かったので、電動ドリルに砥石をつけて削る手法を選択。ちょっと間違ったらメーターをガリッとやりそうな状態だったが何とか耐え切り、強引ながらも装着を完了した。いざ装着してみると、実はこんなにバッサリ糸鋸で切る必要は無かったことがわかったが、後の祭り。

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こうして固定された某電子通行料金支払機器だが、いざアッパーカウルを取り付けると干渉してしまうことが後になって判明するのだった。

作業実施時の走行距離:49,395km