ペヤングの牙城崩れず

俺にとってのカップ焼きそばといえば「ペヤング ソース焼きそば」であり、それ以外の製品はカップ焼きそばを名乗ることを遠慮すべきだと思うほどペヤングを崇拝しているのだが、たまには他製品を食ってみないとペヤングの有難味を忘れてしまいそうになるので、たまには食うことにしている。
そこで買ってしまったのが、この変なカップ焼きそばである。
041030_1456~02.jpgどうしてこの形なんだ?
どうしてカップ焼きそばをカップヌードルの容器に入れるのか判らないが、とりあえず俺の興味を引くことには成功したようだ。まあ78円だったからというのがもっと大きな理由ではあるけど。
041030_1457~01.jpg付属品はソースと青海苔
「かやく」は最初からぶちまけてあるあたり、やっぱりカップヌードルスタイルである。ペヤングでおなじみの「スパイス」のようなものは付いていない。ソースはどうやら粉末らしい。ペヤングは液体ソースなので、なんだか不安だ。
容器の形状が形状なので、どういう作り方をするのかと説明文を読んでみると、作り方自体は普通のカップ焼きそばと変わらないようだ。さっさと熱湯を注いで、蓋をして3分待つ。
そして3分後、わざとらしい湯切り口から湯を出して、蓋を開け、粉末ソースを入れた。
041030_1505~01.jpg湯を捨て、粉末ソースをぶっかけた
何だコレは。こんな状態でかき混ぜろと言うのか?
カップ焼きそばというのは、湯を捨てた後に「ソースをぶっかけてかき混ぜる儀式」があるのだが、この容器だと非常にかき混ぜづらい。底の方にある麺を混ぜるのが大変なのだ。しかも、困ったことにソースが粉末なのだ。これから炒めるわけじゃあるまいし、どうして粉末なのか理解できない。完全に混ざるまで2分ぐらいかかってしまったではないか。やっぱりカップ焼きそばのソースは液体でなければならない。
こうして、苦労の末に出来上がった日清カップ焼きそば。麺は辛うじて及第点だが、ソースの味、乾燥キャベツともに、到底ペヤングには及ばない。ま、及ぶわけがあるまい。相手が悪い。
尚、カップの周りはビニール製のカバーで覆われており、この裏側にはスピードくじがついていたのだが、見事にハズレだった。
結局、ペヤング ソース焼きそばが如何に偉大であるかを再認識させられたに過ぎなかったのであった。あーペヤング食いてえ。